主な顔ぶれ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/09 04:10 UTC 版)
「ジロ・デ・イタリア 2011」の記事における「主な顔ぶれ」の解説
昨年王者イヴァン・バッソ(リクイガス・キャノンデール)は、今シーズンはツール・ド・フランスに専念する意思を固めたために不参加。これにより、3年連続で前年王者の欠場となった。一方、昨年総合2位ダビ・アロヨ(モビスター)、同3位で昨年のブエルタ覇者のヴィンチェンツォ・ニバリ(リクイガス・キャノンデール)が出場。 歴代総合優勝者では、2000年王者のステファノ・ガルゼッリ(アクア・エ・サポーネ)、2007年王者のダニーロ・ディルーカ(チーム・カチューシャ)、3年ぶりの出場となる2008年王者のアルベルト・コンタドール(チーム・サクソバンク - サンガード)、2年ぶり出場の2009年王者のデニス・メンショフ(ジェオックス・TMC)が出場。 その他、昨年総合4位で、前哨戦となったジロ・デル・トレンティーノで総合優勝を果たしたミケーレ・スカルポーニ(ランプレ・ISD)、イゴル・アントン(エウスカルテル・エウスカディ)、ジロ初出場となるロマン・クロイツィガー(アスタナ)などが参加。 また、別府史之(チーム・レディオシャック)がジロ・デ・イタリア初参加。基本的に、グランツール初出場となるティアゴ・マシャドやヤロスラフ・ポポヴィッチ、ロビー・マキュアン等のアシスト役に徹することになった。 一方、前述の通り、平坦区間がほとんどないため、スプリンターには厳しい大会となった。マーク・カヴェンディッシュ(チーム・HTC-ハイロード)、アレサンドロ・ペタッキ(ランプレ・ISD)、タイラー・ファーラー(ガーミン・サーヴェロ)、ロビー・マキュアン(チーム・レディオシャック)などが参加したが、これらの面々は皆完走していない。 4月21日に発表されたスタートリストには名前が上がっていたが、その後諸々の事情により参加できなくなった選手もいた。ダニエーレ・ベンナーティ(レオパード・トレック)は、直前のツール・ド・ロマンディにて落車に巻き込まれ鎖骨と肋骨を骨折という重傷に見舞われてしまい欠場。同じくテオ・ボス(ラボバンク)も呼吸器疾患のため欠場となった。また、アレッサンドロ・バッラン(BMC・レーシングチーム)、マルツィオ・ブルセギン(モビスター)等は、「マントヴァ・ドーピング」にかかる影響の問題もあり、参加を見送られた。
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