ラオス中国鉄道
中国ラオス鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:34 UTC 版)
詳細は「中国ラオス鉄道」を参照 ラオスの首都ヴィエンチャンとボーテン(中国国境、モーハン口岸)間を結ぶ鉄道である。ヴィエンチャンと中国・雲南省のシーサンパンナ(西双版納)間、421 kmを結び、軌間は標準軌で、76本のトンネルと154本の橋梁が建設された。旅客列車は最高速度160 km/h、貨物列車は120 km/hで運転される計画である。ヴァンヴィエン、ルアンパバーンなど7つの主要駅を含む20駅がまず設置された。最終的には31駅となる予定である。鉄道建設計画は当初、ラオスと中国の共同プロジェクトとして提案され、建設費は70億ドル、中国進出口銀行(中国語版)からのソフトローン(2%、30年間)と計画されていた。2013年より、ラオス側による計画が進められ、2015年9月17日にラオスのソムサワート・レンサワット副首相が、資金面の問題が解決されたため2015年12月より着工予定と発表した。2016年12月に着工し、2021年10月12日に昆明 - ヴィエンチャン間全線でレール敷設が完了し、2021年12月3日に開業した。
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