ラオス鉄道公社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:34 UTC 版)
タイのノーンカーイ駅(Nong Khai)から、1994年に完成した鉄道道路併用橋であるタイ=ラオス友好橋で両国を隔てるメコン川を渡り、ターナレーン駅(Ta Na Laeng)を結ぶ非電化単線路線(軌間:1,000 mm)である。2021年12月に中国ラオス鉄道が開通するまでラオス国内の唯一の路線であった。ラオスの陸の孤島状態を解消し、タイとの鉄道と港のネットワークに接続させるため、タイのノーンカーイ駅を南に移設し、この新駅から分岐してターナレーンを結ぶ3.5 kmの鉄道が計画された。2009年3月5日にターナレーン駅で開通式が行われ、ラオス独立後初めての鉄道が開業した。 2013年9月からは第2フェーズとしてターナレーン駅周辺への倉庫、コンテナヤード、接続路線、コンクリート道路をタイのNEDAによる5.9億バーツの支援で建設されており、完成は2015年7月を計画している。 なお、利用者数は少なく2013年は32,000人、2014年は38,000人、うち80%が外国人と発表されている
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