両目の赤い男の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 10:51 UTC 版)
「心霊探偵 八雲」の記事における「両目の赤い男の関係者」の解説
両目の赤い男 / 斉藤 雲海(さいとう うんかい) 声:高瀬右光 両目が赤いことからそう呼ばれている。梓、明美を強姦し、八雲と奈緒の父親となった。人の心の隙をつき殺人教唆をすることが得意であり、趣味でもある。非常に冷酷な人物で「悪意そのもの」と呼ばれたこともある。八雲からはあまりいい感情を持たれていない。実の息子である八雲を精神的に追い詰めることで八雲と精神を同化させ、肉体を乗っ取るつもりらしい。最後で八雲を乗っ取ろうとするが八雲の意志が強かったため、支配させられることなく失敗に終わる。肉体は既に亡くなっていて、幽霊となった状態で八雲達の前に現れていた。 幼いころ、額に角(実際は角質)があり、目が赤かったことなどから鬼と呼ばれ、母の凛(後記)と共に虐げられていた。 8巻において名前が判明し、梓・一心とは母親の違う兄弟であったことが明かされた。つまり、八雲は異母兄妹(異母兄(父の雲海)、異母妹(母の梓))の間に生まれたことになる。 七瀬 美雪(ななせ みゆき) 声:柚木涼香 八雲の姉を名乗る美女。年齢は24、25歳。祖父(血縁上の父である。戸籍上の父は実はおじ)と母の間に生まれた子供。十歳の時に家族全員を惨殺(15年前の未解決事件「七瀬邸一家4人殺害事件」)し両目の赤い男に助けられ、その際に武田の犯行を見せかけるために両目の赤い男がフォローした。それ以後ずっと彼を慕い彼と共に暮らしていた。両目の赤い男を父親として、男として病的なまでに愛しており、彼の実の息子である八雲に対して嫉妬したり、両目の赤い男に認められるために人を殺したりするなど、異常な愛を見せる。5巻の事件後、殺人犯として刑務所に収容されていたが、脱走。連れ戻されるも、護送中の車が爆発し、またも逃亡。顔面に火傷、左手首から先を失いながらもいまだ行動を続けている。逃亡後に使っていた木下産婦人科の冷蔵庫に、両目の赤い男の首をホルマリン漬けにしておいてあった(一度警察の手に渡るが奪取している)。 一方、アニメ版では原作と同様に脱走を繰り返すが、護送中の車が爆発の描写がないため顔面に火傷を負うこともなく左手首から先を失うことはない。また木下産婦人科の冷蔵庫も登場しないため両目の赤い男の首のホルマリン漬けも登場しない。最後は両目の赤い男に置いて行かれた悲しみから一時的に半狂乱になるが、彼の足取りを追うと思い、その場を去り車に乗車した後に車もろとも湖に飛び込み消息をたった。星野 由紀子(ほしの ゆきこ) 八雲達に近づくために美雪が変装した姿。素性を隠すために都内の映像製作会社「D-Station」に在籍する構成作家であることにしており髪型も黒いロングストレートヘア(鬘)に変えている。
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