世界選手権2度目の優勝とは? わかりやすく解説

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世界選手権2度目の優勝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:51 UTC 版)

羽生結弦」の記事における「世界選手権2度目の優勝」の解説

2017年2月復帰戦となる四大陸選手権出場ショート冒頭4回転ループをほぼ完璧に決めるも、続く連続ジャンプの4回転サルコウが2回転となるミストリプルアクセル満点加点得たものの、97.04点の3位発進出遅れた。逆転をかけたフリー演技後半の4回転サルコウ+3回転トウループが2回転+1回転になってしまったが、終盤コンビネーション急遽4回転トウループ+2回転トウループに変更するなど圧巻リカバリー見せ自身初となる4本の4回転成功今季最高得点となる206.67点を叩き出しフリー1位となったが、合計303.71点はショート1位のネイサン・チェンわずかに届かず2位終わった今回四大陸選手権優勝はならず同大会で獲得した銀メダルは3個目となったが「優勝したかったが、今までで一番楽しかった銀メダル」とし、「自分限界挑戦している感覚が非常に好き。この時代生まれてよかった」と、ライバルハイレベルな戦い挑む喜び述べた3月ヘルシンキ開催され世界選手権出場ショートでは、冒頭の4回転ループ自身最高となる2.43点の加点を得る出来栄え完璧に決めるも、続く連続ジャンプの4回転サルコウ着氷乱れ、左膝をつくミス。その体勢から急遽両手上げての2回転トウループをつけたが、これはコンビネーションとは認定され大幅に得点を失う。さらに、名前を呼ばれてから30秒以内スタート位置につけずスタート遅れ」の規定違反により1点減点を受け、98.39点という厳し得点になる。109.05点で自己ベスト更新した首位ハビエル・フェルナンデスとは10.66点差の5位発進大幅に出遅れる。しかし最終グループ1番滑走臨んだフリーでは、鬼門となっていた演技後半の4回転サルコウ+3回転トウループの連続ジャンプ今季初め完璧に成功。4回転4本に加えすべてのジャンプ加点つきで成功させるという圧巻ノーミス演技成し遂げ自身が持つ世界最高得点更新する223.20点を叩き出した。トータルスコアはシーズンベストとなる321.59点で、4位までが300点を超える空前激戦制し史上初 となるショート5位からの逆転優勝飾った世界選手権優勝2度目となり、3年ぶりに世界王者の座を奪還した世界記録塗り替えて劇的な逆転優勝を、ニューヨークタイムズは「目もくらむような眩惑的なフリースケート」の見出し称えスペインエル・パイス紙は「キング王座帰還した」と報じたフリーでの世界記録更新については「一番とらわれていたのは過去自分数字0.1点でもいいから超えてくれと恐れながらやっていたが殻を破れた」と、限界設けず練習続けたことへの収穫述べたシーズン最終戦として4月下旬世界国別対抗戦出場ノーミス目標掲げていたショートで4回転が決まらず、83.51点の7位に沈んだ悔いから「こんなに悔しいならもう1回跳べばいい」と、4回転ジャンプを5本組み込む構成フリーに臨んだ。5本のうち前半の4回転サルコーが1回転となるミスが出るも、演技後半史上初となる3本の4回転ジャンプ成功をさせ(4回転サルコー - 3回転トウループ、4回転トウループ、4回転トウループ - 1ループ - 3サルコー)200.49点を記録し1位に躍り出る日本ポイント合計総合1位となり、3大会ぶりに優勝飾ったハイレベルな試合続いた五輪プレシーズンを「だからこそ練習が楽しいしモチベーション高くなる。今スケート楽しいです」と総括し自分がしたいスケートをしっかりやって、また一歩ずつ進んでいければ」と来季への展望述べた

※この「世界選手権2度目の優勝」の解説は、「羽生結弦」の解説の一部です。
「世界選手権2度目の優勝」を含む「羽生結弦」の記事については、「羽生結弦」の概要を参照ください。

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