おり‐もの【下り物】
くだり‐もの【下り物】
下り物
下り物
下り物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/26 05:36 UTC 版)
京都に近い地方を「上方(かみがた)」といい、文化的豊かさの点で総合的に明らかな先進地域であった京都や大坂を抱える上方から江戸へ下ってくる高品質な産物と、低品質なものが多い地元・東国の産物を比較した東国の人々は、当然に前者を高く評価した。それにより、単に「(上方から東国へ)下ってくる物」を意味していたはずの「下り物(くだりもの)」という言葉は、「品質や価値の高いもの」「良いもの」を形容する言葉になった。「かみ(上)」と「しも(下)」の概念の影響下での文化と生産と流通経済が生み出した流れである。 「下り」、「下り酒」、および「江戸地廻り経済」も参照
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「下り物」の例文・使い方・用例・文例
- 下り物が下りる
下り物と同じ種類の言葉
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