一期 J-24A/23A/25A型とは? わかりやすく解説

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一期(1973年 - 1997年) J-24A/23A/25A型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 08:49 UTC 版)

73式小型トラック」の記事における「一期1973年 - 1997年) J-24A/23A/25A型」の解説

日本国内生産されていた自衛隊向け(軍用四輪駆動車で、1970年代当時ジープライセンス生産行っていた三菱自動車が、それまで防衛庁向けに生産していたJ-3系やJ-50系をベースとした1/4tトラック後継車として、防衛庁要求合わせて積載量の向上を図りミドルホイールベースのJ-24型を改良したのである運輸省届出型式は、1/4tトラックがJ-54A、73式小型トラックエンジン違いで、J-24A/23A/25Aとなる。 マニュアルトランスミッション前進4速後進1速)+副変速機高・低2速)付きトランスファーを持つ。また、エンジン始動キーで行うが、停止キーを抜くだけではなく初期型から中期型まではキルスイッチ最終型キーOFFでもエンジン停止可能。他国軍用四輪駆動車異なりベース車の標準装備であるシガーライター灰皿そのまま装備されている。 派生型として、60式106mm無反動砲64式対戦車誘導弾搭載した車両のほか、回転灯サイレン搭載し緊急車両指定および白色塗装行った警務隊車両がある。車両後部には、各種機関銃備え付けるための銃座取り付けることができる。屋根がないので、警務隊車両警光灯フロントガラス増設しブラケット留めにしている(これは新型でも同じ)。 また、一部新型共通する車番により使用目的異なり、「01-****」は通常仕様、「02-****」は対戦車ミサイル無反動砲などの装備火器類搭載した車両となり、かつては03-****ナンバー車両エンジンターボ仕様なほか、「01ナンバー比べる細部差異がある)の車両存在した無線機搭載する場合に関しては、運転席後部座席畳んでその部分アタッチメント装着による無線機設置のほか、運転席および助手席後部の席両端に跨ぐよう板状部品無線機材を複数設置する場合使用するアタッチメント)を取付した後に運転席後部無線機取り付ける例もあり、この状態では乗員基本的に4名乗車基本として運用している(無理をすれば5名乗車可能)。 市販型三菱・ジープのミドルホイールベースモデルであるJ-20系は二型登場生産中止となり、ショートホイールベースのみがJ-50系として生産され続けていたが、1997年平成9年)の生産終了に伴いこの先補給部品確保についても困難が予想されることから、耐用年数規定達した車両走行可能な状態であっても廃車とし、そこから部品調達している(共食い整備<ニコイチ>)。 現有車両車番4000番台最終形のみ部隊運用される状況となっており、装備火器の運用必要な車両除き一期近年中に退役する方向である。

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