一ノ村の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 18:34 UTC 版)
ニュニュダフネ 大樹の村の「村人集め計画」によって移住した者たち。元は近隣の村が行った森林伐採による大規模な水害で住居地を追われた者たちで、大樹の村の農作物を育てた土を目的に移住を決意した。移住後は各村に数十人単位で分散し、警報伝達と夜の灯りの役割を担っている。一ノ村に残った者たちはこれらに加え、8年目の秋に作られたものの移住者の体格に合わず放置されていた設備の維持管理も担っている。狩りも行うが、「待機型」ゆえに成果は他種族より少ない。本来は全裸で暮らすが、大樹の村では外ならば着衣必須で屋内ならば不問となっている。 イグ【Igu】 一ノ村村長代行兼ニュニュダフネ代表。 ハーピー族 9年目の春にキアービットの指示で大樹の村を襲撃した者たちの一部と、その家族。仕える主は天使族であれば誰でもよく、襲撃の罪を帳消しにすることを条件にグランマリアの配下となった。その後移住希望者の17家族計42人が大樹の村に仮住まいしたのち、一ノ村に移住した。村での役割は高高度からの周辺偵察。 マッハ ハーピー族代表。ハーピー族のベテランの1人。ハーピー族ゆえに当初は個体名を持っていなかったが、代表会議の際に不便であるため、天使族たちと相談したヒラクによって名付けられた。 人間 フーシュの息子の治療薬のお礼として、9年目に移住した者たち。男女のカップル10組(計20人)で、移住当初の年齢は10代半ば。元は孤児院に入れなかった孤児たちであり、コーリン教によって組織化され生活していた。リーダーのジャック以外の19人は移住後に火種になり得る内情を抱えたわけ有りだったが、それらはフーシュの尽力によってすべて解消された。19人の内情の内訳は、貴族の血縁者が3人、王族の血縁者が6人、伝説の盗賊の血縁者が1人、その身に聖剣を宿す者が1人、裏社会のボスの血縁者が1人、妖精とのハーフが1人、獣人族とのハーフが2人、そこそこよい家から家出した者が2人、竜族の鱗が背中にある者が1人、怪しい紋様が胸にある者が1人。15年目の夏には8人が勇者であることが判明した。 ジャック 人間代表。孤児時代から孤児たちのリーダーを務めていた。 モルテ ジャックの妻。精霊魔法の使い手。 マルコス 一ノ村に住む男性の1人。時々名前を「マルクス」や「マルカス」と間違えられることがあるらしいが、本人はあまり気にしていない。力があり、足も速く、細かい作業も得意であると自負しており、路地裏生活時代は仲間から「万能」と称されていた。11年目に妻のポーラと共にビッグルーフ・シャシャートの経営担当となり、自身は同店の店長代理を務めることとなった。 ポーラ マルコスの妻。「ポーラ」は偽名。13年目の秋に出産を迎え危険な状態に陥るが、無事に男児を出産した。 ブルーノ 一ノ村に住む男性の1人。本人曰く「そこそこのよい家の生まれ」。13年目の武闘会の一般の部で優勝を果たしたりと戦闘力が高い。 オーガス 一ノ村に住む男性の1人にして、15年目の夏に勇者であると判明した者の1人。マルコスとポーラの交代要員として、時々マルーラに移動している。得意料理は焼き鳥。
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