一ノ宮沙耶(いちのみや さや)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:08 UTC 版)
「9番目のムサシ」の記事における「一ノ宮沙耶(いちのみや さや)」の解説
「MISSION1」で、小学4年生の時に母親が病死して以降、心を閉ざして自己憐憫に耽り、一年前、再婚して新しい家庭を持った父親と新しい母親との同居を拒んで過去にしがみついてマンションに残り一人暮らしを選ぶ。父親には生活費しか求めない。旧日本軍に命じられてプルトニウム239を作り出してしまった白河英二郎の曾孫。それを狙った南米の武器密輸組織「カシャサ」に狙われる。初対面の人間が理由もなく送迎などあり得ない現実が理解できず、警護する篠塚を同性の女性だとは知らずに恋して校門で学校中に見せびらかして全校の女子生徒の反発を買い、薫の想いを知る彼女の友人たちのイジメに遭い元からの孤立気味から深刻な孤立に陥るも周囲を蔑んでいい気味だと一人でいることを満喫していた。しかし、篠塚の性別を知って失恋し深く傷つき、天然ボケの篠塚が警護することのマイナス面を危惧したイックの依頼で心のケアに訪れた慎悟に諭される。事件解決後、曾祖父の屋敷に飾られた肖像画の母親の衣服が一度も着たことのないものだと気づき、それが篠塚の探し物の手がかりだとわかる。自ら不幸だと心を閉ざして大介や薫の心を踏みつけていた愚を悟り、気づかずにいた優しさを受け入れて生きることになる。
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