白河英二郎(しらかわ えいじろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:08 UTC 版)
「9番目のムサシ」の記事における「白河英二郎(しらかわ えいじろう)」の解説
沙耶の母方の曾祖父。高齢で病に倒れて入院するも意識不明の重体であり、いつ急変して他界するかわからぬ余命いくばくもない身。第二次世界大戦の末期、旧日本軍の命令で兵器開発を行う研究所の所長を務め、歓声の一歩手前で終戦を迎えた「プルトニウム239」は軍により国外に隠蔽されたが、関係者が老いや病などで他界する中で秘密を知る唯一の生き残りとなった。危険に巻き込むまいと妻と離婚して娘とも離れ離れになるが、沙耶の母親である孫が誕生し、いつ死ぬかわからぬ不安と肉親の情に負けて曾孫に莫大な財産を渡したいと願い、危険を顧みずに孫に名乗りを上げてしまったことで曾孫である沙耶が「カシャサ」に狙われる原因を作ってしまう。倒れる前、「UB」に曾孫・沙耶の警護と「プルトニウム239」の処分を依頼した。隠し場所を記した地図のマイクロチップを沙耶の亡き母に託し、彼女もまた一度も着ることもなくその衣服をタンスにしまっていたことから、詳細は知らないまでも沙耶の母親は大切に預かっていた模様。
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