ロシアに対する見解とは? わかりやすく解説

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ロシアに対する見解

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 07:45 UTC 版)

志位和夫」の記事における「ロシアに対する見解」の解説

2008年ロシアのグルジア侵攻の際には「ロシアグルジア軍事侵攻しグルジア一部である南オセチアアブハジアの『独立』に一方的な承認与えたことは、主権独立領土保全尊重するという国連憲章国際法原則反す行動」「ロシアみずからがこれまで承認してきたグルジア領土保全誓約にも反す行動である」と批判した2014年ロシアクリミア併合について「軍事的圧力の下での両地域の『独立承認ロシア併合は、国連加盟国主権独立領土保全尊重するという国連憲章国際法原則反した侵略行為そのものであり、断じて許されない。」「ロシア政府自身一連の国際的な条約繰り返し誓約してきたウクライナ主権独立領土保全同国との国境尊重にも反するものである」として批判した。 志位の主導2017年改定され日本共産党綱領の「いくつかの大国で強まる大国主義覇権主義世界の平和と進歩への逆流」という表現名指しこそされていないロシア念頭にしている。 2020年ウラジーミル・プーチン長期続投可能にしたり、北方領土を含む領土割譲禁止するロシア憲法の改正が行われたことについて「プーチン政権覇権主義むき出しの形であらわれたものであり、わが党として今回憲法改定強く抗議したい」と批判した2022年2月24日ロシアによるウクライナ侵攻について「ウクライナ主権領土侵し国連憲章国際法踏みにじるまぎれもない侵略行為であり、断固糾弾する。ただちに軍事行動止め撤退させることを強く求める。」と批判した。 「北方領土問題については「千島列島1875年樺太・千島交換条約日本領と平和的に確定していたにもかかわらずソ連米英秘密協定結んで領土不拡大』の原則無視して武力奪い取りサンフランシスコ講和条約において不当に放棄させられ領土」として、択捉島国後島色丹島歯舞群島所謂北方四島」に限らず千島列島すべてを返還するようロシア要求している(サンフランシスコ講和条約不当性を主張せず北方四島千島列島属さない」として北方四島返還だけを求め日本政府立場は採っていない)。 2022年4月7日ウクライナ情勢を、「主権侵害起こった時は、自衛隊含めてあらゆる手段行使し国民の命と日本主権守りぬくのが日本共産党」と述べたが、自衛隊解消掲げ共産党綱領矛盾しているとの批判をされている。 なお2022年5月4日より、ロシアから岸田文雄内閣総理大臣などとともに入国禁止措置受けている。

※この「ロシアに対する見解」の解説は、「志位和夫」の解説の一部です。
「ロシアに対する見解」を含む「志位和夫」の記事については、「志位和夫」の概要を参照ください。

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