ロケットマン
2017年半ばに当代アメリカ大統領ドナルド・トランプが北朝鮮の金正恩(Kim Jong-Un)を指す呼び名として用いた語。9月半ばにニューヨークで開催された国連総会の演説において(すなわち公の場で)用いられ、北朝鮮側も応酬し、注目を集めた。
北朝鮮は2017年8月に、弾道ミサイル「火星12」と見られる飛翔体を、日本上空を通過する軌道で、事前の通告・予告もなく発射した。日本国内では北日本の広範囲を対象に「Jアラート」による警報が通知され、緊張がもたらされた。9月15日にも同様のミサイル発射実験が行われ、日本でJアラートが鳴る事態となった。同時期に北朝鮮内の核実験場付近を震源とする揺れも観測されている。ただしこれは自然発生的な地震だったとする見解もある。
2017年の国連総会では、トランプ大統領が演説の場で北をロケットマン呼ばわりしただけでなく、北が米国やその同盟国を脅かすならば「北朝鮮を完全に破壊する」(totally destroy North Korea)ことなるという強い言葉による警告も発した。
同総会には北朝鮮外相も出席しており、アメリカの演説を受けて9月23日、演壇で自国を正当化しつつトランプ大統領を精神錯乱者呼ばわりするなどしている。アメリカも北朝鮮も共に相手を狂者(mad)と呼び、罵り合いの様相を呈している。
関連サイト:
Trump and North Korea war of words escalates ― BBC News Asia, 24 September 2017
North Korea: Trump and Kim call each other mad ― BBC News Asia, 22 September 2017
ロケットマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/02 07:27 UTC 版)
ロケットマン (Rocketman)
楽曲
- ロケット・マン (エルトン・ジョンの曲) - 1972年発表のエルトン・ジョンのシングル。アルバム『ホンキー・シャトー』に収録。
- Rocketman - KinKi Kidsのアルバム「C album」収録曲。
- ザ・ロケット・マン - パールズ・ビフォー・スワインが1970年に発表したアルバム『The Use of Ashes』収録曲。
- ロケットマン - ザ・コレクターズの1990年発売のアルバム『PICTURESQUE COLLECTORS' LAND ~幻想王国のコレクターズ~』収録曲。
映画
- Rocketman - スチュアート・ジラードのコメディ映画。
- ロケットマン! - ダン・チューポン主演のタイのアクション映画。
- ロケットマン (映画) - エルトン・ジョンの半生を描いた2019年の映画。上記エルトン・ジョンの楽曲がタイトルの由来。
- ロケットマン (オリジナル・サウンドトラック) - 上記映画のサウンドトラック・アルバム。
小説・漫画
- ロケットマン - レイ・ブラッドベリの短編小説。『刺青の男』に収録。
- ロケットマン (水木しげるの漫画) - 水木しげる作の貸本漫画。
- ロケットマン (加藤元浩の漫画) - 加藤元浩作の少年漫画。
架空の人物・事物
その他
- ロケットマン - ロサンゼルスオリンピック開会式のショーに登場したベル・エアクラフト製ジェットパックを背負った男性(ビル・スーター)。
- ROCKETMAN - 1998年結成のふかわりょうと小西康陽による音楽ユニット。2000年以降はふかわのソロユニットとなり、ふかわがDJなどの音楽活動をする際に名乗っている。
- ロケットマン (競走馬) - オーストラリア産まれ、シンガポール競馬所属の競走馬。
- Rocket Man - ドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長のことを指して使った言葉。上記エルトン・ジョンの楽曲が由来。北朝鮮によるミサイル発射実験も参照。
- タイのバンコク拠点のインディ・レーベル〈Rats〉に所属するインディー・ポップ・バンド
ロケットマン!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/09 16:47 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ロケットマン! | |
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ฅนไฟบิน | |
監督 | チャルーム・ウォンピム |
脚本 | チャルーム・ウォンピム |
製作総指揮 | ソムサック・デーチャラタナプラスート |
出演者 | ダン・チューポン プティポン・シーワット パンナー・リットグライ サマート・ティップタマイ |
音楽 | ティッパノン・ピリヤオラクン |
撮影 | タナチャット・ブンラー |
編集 | チャルーム・ウォンピム ウィッチ・ワッタナノン |
配給 | ポニーキャニオン+ヘキサゴン・ピクチャーズ+リベロ |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 103分 |
製作国 | ![]() |
言語 | タイ語 |
『ロケットマン!』(Tabunfire)は、2006年制作のタイのアクション映画。
『七人のマッハ!!!!!!!』のダン・チューポン主演。スタッフは『マッハ!!!!!!!!』、『トム・ヤム・クン!』のチーム。トニー・ジャーの師匠でもあるアクション監督、パンナー・リットグライが俳優として十数年ぶりに映画出演している。
キャスト
ストーリー
1920年代、タイの農村では農作業に牛が不可欠だったが、農民達は頻発する牛泥棒に悩まされていた。そんな彼らを救ったのは、ロケット弾を武器に戦う謎の男・ロケットマンだった。ロケットマンは、幼い頃、両親を殺した牛泥棒に復讐する為、犯人を探す旅に出る。
外部リンク
- 公式ウェブサイト(日本語)
- ロケットマン! - allcinema
- Tabunfire - インターネット・ムービー・データベース(英語)
ロケット・マン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 14:24 UTC 版)
「刺青の男 (小説)」の記事における「ロケット・マン」の解説
ぼくは母さんに、今度こそ父さんを引き止めてくれと頼まれた。父さんはロケット・マンだった。父さんは帰ってきて2日目にはもう空を眺めるようになる。3日目の夜にはいつまでもポーチに座っている。そして4日目になると出発してしまうのだ。また3か月は帰ってこない。ぼくは最初の晩に父さんを展示会にさそった。母さんはにっこりした。3次元の展示品の前で、ぼくはうっかり宇宙旅行のことを父さんに聞いてしまった。父さんは「一番すばらしいことだ」と答えたあと、気がついて「大したことはない」と言い直した。家に帰ると、ぼくは父さんに制服を着て見せてもらった。母さんは恨めしそうな顔をしていた。次の日カリフォルニアに旅行に行った。ぼくと父さんは浜辺に寝そべって話をした。父さんは、「大きくなったら、ロケット・マンにだけはならないでくれ」と言った。宇宙に行くと、地球に帰りたくなるが、帰ってくると、また行きたくなるのだという。ぼくは、前からロケット・マンになりたかった、と言った。晩御飯は豪勢だった。母さんは、次の感謝祭ごろにはもういないだろうから、と言った。父さんは、もう行かない、と言おうとしたが、言えなかった。次の日の朝、今度こそ最後にすると言って、父さんは出かけてしまった。母さんは、父さんはもう亡くなったと思うようにしている、と言った。次の日、電報が届いた。母さんは泣かなかった。父さんの宇宙船は、太陽に落ちたのだった。ぼくたちは永いこと、太陽の見えない雨の日だけ散歩するのが習慣になった。
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