リメイクアニメ版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 22:47 UTC 版)
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』に登場。デザイン担当は明貴美加。 旧作とほぼ同様、デザリアムのマゼラン派遣軍総司令官メルダーズが搭乗する大型移動要塞となっている。デザインも旧作とほぼ同じだが、下部の部分に展開する機能が追加され、旧作で推進ノズルだったところは後述する「超大型重力場収束式ベータ砲」という設定になった。また、全長も旧作の720mから10kmへと大幅にスケールアップした。 本作では重力操作機能を持つと設定されている。下部に展開式の「大型天体操作フィールド発生器」と「天体牽引/射出フィールド発生器」を備え、天体クラスの物体を慣性制御したり、周囲の任意の空間の重力を制御し、複数の重力傾斜を発生させる能力を有する。これにより、慣性制御した天体を発生させた重力傾斜で“自由落下”させることで移送する。天体をワープさせる能力も持つが、その場合ゴルバの主機関だけではエネルギーを賄いきれないため、外部ユニットとしてデザリアム・ハンマーを用い、別の天体を破壊して放出されたエネルギーを収集・集約する。 戦闘能力に関しては、大口径化した重核子ベータ砲8門を主砲とするほか、重核子ベータ砲、重核子アルファ砲などを防御兵装として多数装備している。さらに戦略兵器として、重力傾斜を応用した「超大型重力場収束式ベータ砲」を底部に備えている。これは重力傾斜を砲身兼加速装置として利用した巨大なエネルギー砲で、威力は波動砲に劣るが、連射が可能となっている。砲熕兵器以外では、重力操作により重力乱流効果を生じさせ、敵艦を翻弄することもある。 防御面では「位相変換装甲」という装甲を有している。これは装甲そのものの位相を変換し、逆相波によってエネルギー波を相殺するものである。戦闘艦も装備している装甲だが、ゴルバは強力な機関出力の恩恵により、波動砲の直撃すら無力化する強靭さを持つ。さらに、電磁波を相殺することで、その巨体を完全なステルス状態にすることも可能。ただし、波動砲クラスが相手の場合、直撃から相殺完了までには若干のタイムラグがあり、その間に次の攻撃を同じ箇所へ受けた場合は貫通されることもある。 次元潜航兵器への対策も充実しており、潜航中の物体を「キャプチャーフィールド」で捕獲して、ゴルバ内部に取り込むことができる。取り込んだ敵は殲滅多脚戦車によって破壊される。
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