リメイクアニメにおける設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 01:06 UTC 版)
「反射衛星砲」の記事における「リメイクアニメにおける設定」の解説
『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2199』でも、冥王星前線基地に設置されている砲として登場。デザイン担当は、砲本体が宮武一貴と石津泰志、反射衛星が宮武一貴。 本作では遊星爆弾の加速と軌道角調整のための点火システムである大口径長射程陽電子砲を、シュルツが兵器へ転用したという設定に変更されている。また、反射衛星は反射板ではなく、リフレクターによって形成された反射フィールドによってビームを反射するという設定になっている。砲本体は基地に面する凍結した湾の海底に設置されている。 劇中では第5話と第6話に登場する。ヤマトへ第3射までを連続で命中させて冥王星の海に沈めるが、その際に反射衛星の存在と発射工程を察知される。そのため、第4射の発射間際にはヤマトに反射衛星への起動シグナルを逆探知されて最終中継衛星を特定され、ミサイル攻撃で衛星を破壊されて砲撃をしのがれてしまう。シュルツはビームの角度を変更し、ヤマトの射程圏外から第5射を放つことで対処しようとしたが、第4射の際に基地上空で待機していた古代進と山本玲に砲本体の位置を突き止められ、その位置座標を元にヤマトが射撃した三式融合弾の直撃によって破壊される。 続編である『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』でも、第14話において登場。ガトランティスがガミラスの科学奴隷に作らせたコピー品であり、メダルーサ級重戦艦改〈ヘルベスティア〉の旗艦型の艦首大砲塔に装備されている。コピー品であるがゆえの粗悪さにより、ヤマト側に対する命中弾を得ることはできず、逆に中継制御衛星をハッキングされ、旗艦型を除くヘルベスティア全艦を自滅に追い込ませられる。なお、本編での反射衛星は全てガミラスのものと同形状となっているが、シナリオや絵コンテの段階では、制御衛星以外のビーム反射はニードルスレイブが担っていた。
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