冥王星前線基地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:00 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物」の記事における「冥王星前線基地」の解説
地球攻略を担任する基地で、ガミラス呼称は「ゾル星系プラート基地」。ザルツ星義勇兵による航宙旅団が配備されている。ヤマトとの戦闘で壊滅する。メ号作戦時の戦力は100隻前後。 ヴァルケ・シュルツ 声 - 島香裕 / デザイン - 結城信輝 / 登場作品 - 『2199』 司令官。二等ガミラス空間機甲旅団・旅団長。大佐。ガミラスの植民惑星ザルツ出身。乗艦はガイデロール級航宙戦艦「シュバリエル」(フランス語で「忠誠」の意)、 『2199』第2話から第8話まで登場。地球攻略を指揮する禿頭の軍人。部下からの信頼は厚いが、上官であるゲールからの理不尽な扱いに苦しんでいる。 本作では、惑星ザルツ出身でありガミラス本国に妻のライザと娘のヒルデがいる、という設定が追加された。また、元はガンツやヤレトラーらと共に、ドメルの部下であったという設定が追加されている。 ゲルフ・ガンツ 声 - チョー / デザイン - 結城信輝 / 登場作品 - 『2199』 副司令。少佐。ザルツ人。 『2199』第2話から第8話まで登場。シュルツを補佐する肥満体系の男性。 本作では、シュルツと同じく惑星ザルツ出身であり、冥王星駐留以前から彼の副官を務めている、という設定が追加された。 ヴォル・ヤレトラー 声 - 江川大輔 / デザイン - 出渕裕(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』 旧ヤレタラ。作戦参謀。少佐。ザルツ人。 『2199』第4話から第6話まで登場。浅黒い肌で、顎鬚を生やしたスキンヘッドの男性。遊星爆弾による地球攻撃を立案し、その発射システムである反射衛星砲の指揮を担当する。 冥王星基地を脱出する際、シュルツたちを逃がすためにヤマトの前に立ちはだかるが、乗艦を撃沈されて戦死する。漫画版 ガリツィ戦線でシュルツに命を救われて以来、彼を父のように慕っていることが描写されており、同じくシュルツを父と慕うガンツとは「ヒルデ嬢には随分と老けた兄がいたものだ」などと笑いながら会話する仲である。無能で日和見な上官とザルツ民族の威信を負った板ばさみに悩むシュルツを心配しており、ヤマト沈没を確認した後にゲールへの報告を躊躇した人物はシュルツからヤレトラーに変更されている。 基地が壊滅して脱出した後はシュルツの反対を押し切り、アニメ版同様ヤマトを足止めするために反転して突撃する。破壊されていく艦でヤマトへの攻撃を止めず最終的には撃沈されるが、この行動がガミラスへの憎しみに満ちていた古代に、「ガミラス人も『人』である」ということを認識させる。 サレルヤ・ラーレタ 声 - 優希比呂 / デザイン - 結城信輝(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』 旧美男司令。木星浮遊大陸補給基地司令官。少佐。ザルツ人。36歳相当。 『2199』第3話に登場。冥王星前線基地傘下の補給基地を預かる男性。技術士官であり、実験施設でもある浮遊大陸で来るべき地球のガミラスフォーミングに備えているとされる。ネコ型生物「クラル」を可愛がり、常に抱いているオネェキャラ。 シュルツの命令で戦闘艦4隻をヤマトへ差し向ける。ヤマトのことを侮っていたが、差し向けた艦艇をヤマトの反撃で失った後、自らも状況を把握できないまま波動砲で浮遊大陸ごと消滅する。
※この「冥王星前線基地」の解説は、「宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物」の解説の一部です。
「冥王星前線基地」を含む「宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物」の記事については、「宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物」の概要を参照ください。
- 冥王星前線基地のページへのリンク