冥王星の扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 02:06 UTC 版)
冥王星は1930年に発見されて以来、第9惑星として扱われてきたが、「自分の軌道近くから他の天体を排除している」とは判断されなかったため、準惑星に分類されることとなった。決議6Aで、冥王星は準惑星の典型例であると明示されている。 冥王星はエッジワース・カイパーベルトに位置する軌道を持つ天体であり、海王星と 3:2 の共鳴関係にある軌道を巡っている。trans-Neptunian objects(トランス・ネプトゥニアン・オブジェクツ) (TNOs、太陽系外縁天体)のうち、このような共鳴軌道を巡る天体は冥王星族と呼ばれ、TNOs 全体の1割を超えている。この観測事実が、冥王星が惑星と見なされなかった要因となっている。
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