冥王星とカロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:09 UTC 版)
詳細は「冥王星」および「カロン (衛星)」を参照 準惑星の冥王星(英語: Pluto)は既知の太陽系外縁天体の中では最大の天体である。1930年に発見され、それ以降は「太陽系の第9惑星」とされたが、2006年に国際天文学連合による惑星の定義の決定により、準惑星に降格となった。冥王星は楕円軌道で太陽を公転しており、近日点では太陽から29.6auまで近づき、遠日点では49.3auまで遠ざかる。軌道は黄道面から約17.1度傾いている。海王星とは3:2の軌道共鳴状態にあり、この冥王星と似た軌道を描く太陽系外縁天体は冥王星族と呼ばれる。 冥王星最大の衛星であるカロンは、その大きさゆえに、冥王星とともに連星系をなしていると表現されることもある。カロンのほかにも、冥王星はステュクス、ニクス、ケルベロス、ヒドラと呼ばれる、カロンと比べてはるかに小さな4つの衛星を持つことが知られている。
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