ライ症候群とは? わかりやすく解説

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ライ‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【ライ症候群】

読み方:らいしょうこうぐん

インフルエンザ水痘(すいとう)のような症状のあと、突然に嘔吐(おうと)・痙攣(けいれん)・昏睡(こんすい)状態を呈する病気小児多く死亡率が高い。1963年オーストラリア病理学者ライ(R.D.K.Reye)が報告


ライ症候群


ライ症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/14 14:20 UTC 版)

ライ症候群(ライしょうこうぐん、Reye's syndrome)とは、インフルエンザ水痘などの感染後、特にアスピリンを服用している小児に、急性脳症肝臓の脂肪浸潤を引き起こし、生命にもかかわる原因不明で稀な病気である。名前は後述の通り研究者の人名に由来する。かつて、らい病(癩病)とも呼ばれたハンセン病とは全く異なる。


  1. ^ 木村昭彦: 肝疾患-ライ症候群, 肝・胆・膵 55:229-235, 2007.


「ライ症候群」の続きの解説一覧

ライ症候群(1990年代-)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 07:00 UTC 版)

薬害」の記事における「ライ症候群(1990年代-)」の解説

インフルエンザなどにより高熱呈する小児に対してサリチル酸スルピリンジクロフェナクナトリウムなどの解熱鎮痛剤大衆薬を含む)を投与したことで脳症発症し後遺障害発生する症状2000年緊急安全性情報発出され、15歳未満への小児に対して解熱には上記成分使用禁忌となり、アセトアミノフェン等ごく限られた薬品用いる。なおハンセン病らい病)とは別の病態

※この「ライ症候群(1990年代-)」の解説は、「薬害」の解説の一部です。
「ライ症候群(1990年代-)」を含む「薬害」の記事については、「薬害」の概要を参照ください。

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「ライ症候群」の例文・使い方・用例・文例

  • ライ症候群という病気
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