メッセージの特徴
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「メジュゴリエの聖母」の記事における「メッセージの特徴」の解説
6人の幻視者たちは「聖母」から10の秘密を明かされ、全員に明かされたあと、それは世界に公表されると言う。 出現の3日目に、以後繰り返されることになる言葉「平和、平和、平和! 皆仲直りしなさい!」と「神の平和のうちに行きなさい」が発せられる。これは1983年の聖年と世界司教会議の中心テーマを予告するものであった。 UFOは存在する。 霊魂が人に宿るのは、受精卵形成後、4か月経ってから。(なお、カトリック教会の教理では、受精直後に霊魂が宿る、と主張する為、カトリックの理解とは食い違う。その為、カトリックは、避妊にも堕胎にも普通、反対する。) アドルフ・ヒトラー、ヨシップ・ブロズ・チトー、パウロ6世は、当初善人であったが、悪い共産主義の別人に替えられた(替え玉)。 1982年1月10日、ミリアナは普段聖母が出てくる光から、半分ほど悪魔が登場し、後半分は聖母の姿であり、前半分もやがて聖母の姿に変わった、と主張。 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の悲しい問題について尋ねられ、「聖母」は爆笑した。 タクシー運転手が男から脅されて血のついたハンカチを押し付けられ、次に婦人から脅されて血のついたハンカチを取り上げられたことについて、聖母はその婦人と男は自分とキリストだった、と明かした。 質問「マリアさまとイエズスさま以外の何かを見たことがありますか?」に対し、ミリアナは、「はい、一度悪魔を見ました。私はマリアさまが来るのを待っていました。十字を切ろうと思った瞬間、マリアさまの代わりに悪魔が現れました。私はとても怖くなりました。悪魔は『この世のいろんな美しい物を与える』と私に約束しました。でも、私は『いりません』と言いました。すると、とたんに悪魔が消えて、マリアさまがお現れになりました。そして、『悪魔はいつも真の信者を正しい道から踏み外させようとしている』と仰いました。それから天国を見せてくださいました。とてもすばらしい所です。」 ミリアナは教会の現状についていろいろな情報を知らされ、また、どのような意向で祈ったらよいかを教えられた。彼女は他の子供たちより先に、秘密の内容を知らされ、罰が迫っていることを力説した。 「聖母のメッセージを(多くの場合)一言も理解できない巡礼者のグループ」にシスター・エマヌエルが話すヴィッカの証言は、「私は神に奉献された人々、修道女や司祭達さえ、煉獄にいたと聞いて驚きました。私は聖母に、奉献された人々がどうして煉獄に行くことができたのでしょう、と尋ねました。聖母はこうお答えになりました。『そうです。この人々は神に奉献されました。でも彼らの心の中には愛がありませんでした。これが彼らが煉獄にいる理由です。』」 1983年1月、トミスラフ・ヴラシッチ神父は、多くの人々が地獄に行くのかどうかをミリアナに尋ねた。「私は最近聖母にちょうどその質問をしました。」とミリアナは答えた。「聖母はこう言っておられます。『このごろは大部分の人々が煉獄に行きます。2番目に大きな部類の人々は地獄に行きます。そしてほんの少数の人々だけが直接天国に行きます』、と。聖母は、『地獄にいる人々が神について肯定的に考えるのをやめたのだ』と私に言われました。『彼らはますます冒涜の言葉を吐き、そしてすでに地獄の一部です。彼らは地獄から解放されないことを選んでいます。』」
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