メッセージのフィルタリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 14:05 UTC 版)
「出版-購読型モデル」の記事における「メッセージのフィルタリング」の解説
出版-購読型モデルでは、購読側は一般に出版された全メッセージの一部だけを受信する。受信メッセージの選択処理を「フィルタリング」と呼ぶ。フィルタリングにはトピックに基づくものと内容(コンテンツ)に基づくものがある。 トピックベースシステムでは、メッセージの出版は「トピック」と呼ばれる名前付き論理チャネルに対して行われる。購読側は購読しているトピック向けに出版された全メッセージを受信し、同じトピックを購読している各購読者は全員同じメッセージを受け取る。出版側は各メッセージをどのトピックに流すのかを定義しなければならない。 コンテンツベースシステムでは、メッセージの属性や内容が購読側の定義した制約にマッチしたものだけが受信される。従って購読側がメッセージの分類をしなければならない。 システムによってはこれらを組合わせている。出版側はトピックにメッセージを流し、購読側は各トピックにさらに制約を定義して受信メッセージをフィルタリングする。
※この「メッセージのフィルタリング」の解説は、「出版-購読型モデル」の解説の一部です。
「メッセージのフィルタリング」を含む「出版-購読型モデル」の記事については、「出版-購読型モデル」の概要を参照ください。
- メッセージのフィルタリングのページへのリンク