マーティン (楽器メーカー)とは? わかりやすく解説

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マーティン (楽器メーカー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/14 20:51 UTC 版)

マーティン (MartinC.F.Martin & Co., Inc.) 社は、アメリカギターマンドリンウクレレメーカーアコースティックギターのトップ・ブランドとして知られる。1970年代に当時の日本の輸入代理店であった東海楽器のカタログ表記では「マーティン」と表記されているが、「マーチン」と表記されることもある。


  1. ^ ワイ・ジー・ブック編集部『Martin Guitar BOOK』34頁。室内で少人数の聞き手を対象に演奏するよう設計されており、パーラーサイズと呼ばれる。マーティンでは各サイズを数字で呼称したが規格はまちまちで、1854年に0(オーと読む)サイズが発売されて小さい順に5・4・3・2・1・0と呼ぶシステムに統一した。サイズを表す番号もしくは記号に使用する木材や装飾を表すスタイルの番号を組み合わせて表記し、現在まで使用されている(例・5-18、2-17、0-15、OM-28、000-18、D-45)。
  2. ^ 『Guitar Graphic Vol.5』16頁。ギター製作家のラーソンブラザーズが1900年頃からスチール弦のフラットトップギターを製作しており、マーティンが初めてではない。
  3. ^ 19世紀に他のギター製作家がXブレーシングのギターを製作しており、CFマーティン社の発明か否か異説がある。ドイツ時代のクリスチャン・フレデリック・マーティンは師匠のヨハン・シュタウファー作を始め既存のギターを模倣して製作しており、博物館や個人所有で複数が現存する。
  4. ^ 『丸ごと一冊マーティンD-28』4頁、5頁。当時の英国の巨大軍艦の名前。当時のギターとしては桁外れだったボディの大きさから名付けられた。大手楽器商ディッドソン社向けのOEM生産品(ディッドソン111型)がそのルーツで、ディッドソン社廃業後に改良した上で1931年マーティンから発売開始。
  5. ^ アメリカ本土で流行したハワイアン「風」ミュージックの事で、本来のハワイアンミュージックとは異なる。
  6. ^ ヴィンテージ・ギター編集部『マーティンD-28という伝説』36頁、38頁。
  7. ^ a b c d 『丸ごと一冊マーティンD-28』133頁。
  8. ^ ヴィンテージ・ギター編集部『マーティンD-28という伝説』38頁。
  9. ^ ワイ・ジー・ブック編集部『Martin Guitar BOOK』53頁。
  10. ^ 『丸ごと一冊マーティンD-28』26頁。
  11. ^ ワイ・ジー・ブック編集部『Gibson GUITAR BOOK』57頁。
  12. ^ 『丸ごと一冊マーティンD-28』54頁-61頁。


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