プロデュース・社会貢献活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 14:33 UTC 版)
「矢野燿大」の記事における「プロデュース・社会貢献活動」の解説
2006年から2008年シーズンには、本人プロデュースのオリジナルスイーツ「Yano Chou(矢野シュー)」を甲子園球場の内野席売店で販売。夏季には、シューの中身をアイスに変えていた。2008年9月から現役最終年の2010年シーズンまでは、プロデュースメニューの第2弾「矢野輝弘(燿大)のヘルシーミックスジュース」と、繰り返し使える専用のタンブラーを同様の方法で販売。2006年8月末には、公式サイト限定でオリジナルTシャツを発売した。解説者時代にも、2014年に「矢野燿大のタイガースワッフルボウル」、2015年に「矢野の中華風牛肉弁当」を期間限定で発売している。 2003年からは、筋ジストロフィーを患うファンとも交流。現役最終年の2010年には、筋ジストロフィー患者や児童養護施設で暮らす子供たちへの支援を目的に、社会福祉法人・大阪府社会福祉協議会からの協力で「39(サンキュウ)矢野基金」を設立した。 2011年3月には、あきんどスシローの「応援部長」に就任。同月9日から31日までは、売上の一部を「39矢野基金」への寄付に充てることを目的に、自身のプロデュースによる2種類の寿司メニュー「必死のパッチまき」を近畿2府4県および徳島県の店舗(全103店)で発売していた。同様の趣旨で、同年5月には「39矢野ネクタイ」、2012年3月には「Tシャツ」を公式サイトで販売している。 2015年には、「プロ野球の世界で、20年にわたり一線で活躍してきた矢野燿大だからこそできる恩返し」と称して、矢野が関西各地の少年野球チームを直々に指導する「39ベースボールプロジェクト」を4月から実施。軟式・硬式を問わず、指導を希望するチームを 公式サイト で募った後に、抽選で決まったチームを月に2回のペースで訪れていた。 ちなみに関本は、2015年の現役引退表明を機に、矢野と同じくスポーツビズとの間でマネジメント契約を締結。引退後の2016年からは、矢野と入れ替わる格好で朝日放送の野球解説者・スポーツニッポンの野球評論家を務めるほか、矢野から「39ベースボールプロジェクト」を引き継いでいる。 日本国内における新型コロナウイルスへの感染拡大の影響で、日本高等学校野球連盟(日本高野連)主催の全国大会(甲子園球場を使用する第92回選抜高等学校野球大会・第102回全国高等学校野球選手権大会および明石トーカロ球場を使用する第65回全国軟式高等学校野球選手権大会)、男子の硬式選手権大会への出場校を決める地方大会、全国高等学校女子硬式野球連盟主催の第21回全国高等学校女子硬式野球選抜大会・第24回全国高等学校女子硬式野球選手権大会・第11回全日本女子硬式野球ユース選手権大会、全日本女子軟式野球連盟主催の第18回全国高等学校女子軟式野球選手権大会が軒並み中止に追い込まれた2020年には、阪神の一軍監督として、上記連盟への加盟校の硬式・軟式野球部へ所属する3年生の男女部員とマネジャー全員(約5万名)に「甲子園の土キーホルダー」を8月下旬から順次贈呈することをコーチ・選手とともに提案。球場を運営する阪神甲子園球場・阪神園芸の協力を得ながら、キーホルダーに用いる土を6月16日に甲子園球場のグラウンドで直々に採取するなど、プレゼントの実現に尽力した。阪神球団が8月31日に約4万8,700個のキーホルダーを全加盟校へ発送したところ、キーホルダーの寄贈に対して、日本高野連が阪神球団に感謝状を贈呈。秋季練習中の11月27日には、球団を代表して、矢野と梅野が感謝状を甲子園球場で受け取った。
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