フェルト陣営
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「Re:ゼロから始める異世界生活」の記事における「フェルト陣営」の解説
フェルト 声 - 赤﨑千夏 小柄な金髪赤眼の少女。ロム爺に8月8日に拾われた。14歳。身長150cm。 貧民街を行き来しながら、スリなどを行い生計を立てていた。風の加護を持っており、すばしっこく壁をも駆けあがれる。身寄りが無い自身を守るため、常人より疑り深いところがあるが、人一倍仁義には厚い。 徽章騒動後、ラインハルトに半ば強引に連れ去られ、のちにかつて行方知らずとなった王族の生き残りとして王候補の1人に担ぎ上げられる。捕らえられたロム爺を助けるため、なし崩し的に王選への出場を決める。 王選の式典にて発した「この国をぶっ壊す」の言葉通り、優れた資質を持つものならば、家柄に囚われずに登用するという政策方針は、アストレア家の領地で次第にその成果を発揮し始めている。 「フェルト」という名前は貧民街にて発見されたときにロム爺に付けられた名前であり、本当の名前は他にある模様。 『剣聖』 ラインハルト・ヴァン・アストレア 声 - 中村悠一 赤毛の美青年。1月1日生まれ。19歳。身長184cm。近衛騎士団に所属し、若くして「騎士の中の騎士」とまで評される傑物。 歴代最強の剣聖であり、代々『剣聖』の家系であるアストレア家に生まれ、その名を継いだ人物。 作者が作中最強と称するキャラ。マナを剣戟にしか使用することができないため魔法の類が一切使えないが、その欠点を差し引いても余りが出るほどの規格外の実力の持ち主。彼が剣を振るうと大気中のマナがそれに吸い取られるので、彼の周囲では魔法が使えなくなる。 数万人に一人程度しかもたないとされる強力な加護を無数に持つうえ、自分が望んだ加護を好きなように得ることができるなど、いまだその実力は底が知れない。『剣聖』たり得る者がもつとされる『剣聖の加護』は先代剣聖のテレシアが死亡した時に受け継いだものであり、よりにもよってテレシアが白鯨と戦闘している最中に彼に加護が譲渡されたため、それがテレシアが命を落とした遠因になったと考えるヴィルヘルムとの間には確執が生じている。 彼の持つ聖剣「龍剣レイド」は剣自身が抜く時と場所を決めるようで、彼に自由に抜刀することは出来ない。 正義感が強く、自身の力に奢ることもなく、思いやりにも溢れた性格。名声も高く一般の民衆や周囲から慕われているが、その完璧すぎる在り方は「英雄にしかなれない男」とも評されている。 ロム爺(バルガ・クロムウェル) 声 - 麦人 貧民街で盗品などを取り扱っている老人。2月20日生まれ。巨人族であり、大柄な体を持つ。身長220cm。商品の目利きには信頼性がある。天涯孤独なフェルトにとっては「爺ちゃん」みたいな存在。 トン(ガストン)、チン(ラチンス)、カン(カンバリー) 声 - 山本格(トン)、室元気(チン)、山下大輝(カン) 街中でスバルに絡んだ3人のチンピラたち。 最初のループでは反撃してきたスバルを痛めつけた後、エミリアに撃退されるが、その次のループではスバルに、逆に叩きのめされている。プリステラの都にてスバルがトンチンカンの本名を知ったとき、ある意味奇跡的な合致にスバル自身でも驚いている。 その後、フェルトに気に入られ、陣営の下っ端、使いっ走りとして働いている。ある程度の魔法を行使できるほどに成長し、緊急時にラインハルトを呼び寄せたり囮になったりでなかなか活躍する。
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