ファルケ関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 15:35 UTC 版)
「魔法戦士シンフォニックナイツ」の記事における「ファルケ関連」の解説
雨塚鷹佑(あまつか ようすけ)/ファルケ 今作の主人公。大企業インペリオの研究員であったが、メッツァーとの出会いを機に自らの野望に目覚め、強化戦士「ファルケ(独語で「隼」)」を名乗り世界征服の野望実現のため行動を開始する。インペリオのラボを活動拠点に据え、本業の傍ら自ら開発した強化服「強化スキン」の改良を始めとする魔導戦力の拡充に勤しみ、さらに副業として莉々奈の家庭教師もこなし、彼女から情報収集を行う。 地上の人間で、しかも科学者なだけあってメッツァーや後にエリクシルナイツに登場したシルヴァと違い物腰は柔らかいが、力を手にするまでは鬱屈した人生を送ってきたためかシンフォニックナイツを誘き出すために民間人を多数殺すなど(メッツァーもシルヴァもそこまではしていない)、時折見せる行動や言動には彼ら以上に冷酷さや卑劣さが目立つ。また、年頃の少女でありながら、自らを犠牲にしてまで魔法戦士として戦う莉々奈には、哀れみを抱いてもいる。 セラフィ(声:茶谷やすら) プライマリーと呼ばれる魔導クローン。魔導演算器やシミュレータシステムを体内に備える人間型コンピュータで、ココノ・アクアの容姿と性格を転写されている。雨塚が野望を実行に移す事を決意した際にメッツァーによって託され、以後雨塚(ファルケ)のパートナーとして行動を共にする。しかしその本当の任務は、メッツァーの目論見に反する可能性のある鷹佑の監視にあった。 原型となったココノに比べ口調が事務的で、やや温かみに欠けていたが、鷹佑との関わりを経て次第にココノとも違う独立した明確な意思を持つようになり、本来の主であるメッツァーに背いてまで自らの意思で鷹介に付き従うようになる。プライベートでは、鷹介のことを「局長」と呼ぶ。 それ以降の鷹佑への忠誠には並々ならぬ物があり、20人近い数の魔法戦士が参戦する「セイクリッドグラウンド」の劇中でメッツァーによって行われた調教に最後の瞬間まで抵抗してみせた(最終的にはメッツァーに屈服させられてしまうが、それもあらかじめココノによって仕込まれていた記憶初期化システムによる強制的なものであり、他のキャラのように快楽に溺れての事ではない)のは数多く居る参戦キャラクターの中で唯一彼女だけであり、俗に言う「愛」という概念を抱いている可能性もある。 ココノが弓矢型の武器を使用していたのと対照的に、ボウガン型の武器を使用する。 アン/ベレッタ/チェスカ(声:茶谷やすら) セラフィと同じくココノ・アクアをモチーフとした3人の魔導クローンで、外見はセラフィと全く同じ。プロダクツと呼ばれている。ファルケが人手不足である事から、ココノによって新たに配属された。セラフィよりも後に生み出された為、独立した人格はまだ備えていない。 3人の名付け親はセラフィであり、ロアの神話に登場する冥府の王の従者である3姉妹の名称が由来となっている。
※この「ファルケ関連」の解説は、「魔法戦士シンフォニックナイツ」の解説の一部です。
「ファルケ関連」を含む「魔法戦士シンフォニックナイツ」の記事については、「魔法戦士シンフォニックナイツ」の概要を参照ください。
- ファルケ関連のページへのリンク