ビブリア古書堂
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「ビブリア古書堂の事件手帖 (テレビドラマ)」の記事における「ビブリア古書堂」の解説
篠川 栞子 (23) - 剛力彩芽 店主。この物語におけるホームズ的役割を担う。 原作の栞子は物語の開始時点では入院しているが、ドラマではこの怪我とそれにまつわる事件は中盤のクライマックスとして盛り込まれているため、初登場時は負傷していない。ただし足首を骨折しただけで一週間程度で退院と、かなり軽い怪我に改変されている。 第6話において、「たかが本」と発言した大輔に対して悲しい表情を浮かべたが、第7話において須崎正人の父親に、かつて母の智恵子が行った「欲しい本を手に入れるならば、相手の弱みに平然と付け込む」という悪事を知り、ひいては智恵子の中にある本のためなら悪事を含めたあらゆることをやってのける「闇」そのものに気付くと同時に、自分自身もその母と大して変わらない「闇」を抱えていることを実感するが、だからこそ本への執着心を持たず、むしろ「たかが本」とまで言う大輔の中に、自分と母が抱える「闇」とは対を成す「光」があると悟り、希望を抱く。 五浦 大輔 (30) - AKIRA(幼少期:橋爪龍) アルバイト店員。この物語におけるワトスン的役割を担う。活字恐怖症であるが縁あってビブリアで働き始める。 原作では身長が高く強面なため強圧的な印象を与えてしまいがちなものの、その実性格や言動は穏やかとされているが、ドラマでは高身長はそのままに、原作では使っていないメガネを掛けた青年になり、演じるAKIRAは「原作よりも少し清潔感のあるイメージ」「現代っ子かつ楽天的なキャラクター」という印象を述べている。また、原作では大学卒業後内定していた会社の倒産で就職できなかった23歳であったのが、ドラマでは大学卒業後に就職した会社が倒産しフリーターとなった30歳と言う設定になっている。 原作では自分で完読できた数作の短編小説も読むことができない活字恐怖症具合になっている(これを強調するためか、第1話の回想シーンでは、祖母の絹子が大事にしまっていた本を勝手に読んだことで激怒した彼女から「悪さをする子はうちの子じゃない!!」と激しく怒られており、何年も時が絶った現在でも忘れることの出来ないほどのトラウマとして描かれている)。そのため、第6話ではとある本のために自分が傷つくことも辞さなかった栞子の心を理解できず、「たかが本」という言葉を連発してしまい栞子を悲しませる。しかし、第7話において栞子からかつて智恵子が行った悪事について明かされ、そして栞子も智恵子と同じ「闇」を抱えた人間であると告白されるも、拒絶することは無かった。 志田 肇 (52) - 高橋克実 せどり屋。智恵子の失踪前に、古書の目利きの能力を買われて彼女の誘いでホームレスからビブリアの居候となり、建物の一室を倉庫兼寝床として暮らす。篠川家の家事も引き受けている。 志田は原作ではホームレスのままであり、肇という名がつくのはドラマ独自の設定。原作では栞子と大輔の二人が謎に挑む展開であったが、ドラマでは志田を彼らの推理や関係に影響を与えるキーパーソンとして投入し、「謎解きトリオ」で事件に挑む展開に変わっている。
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ビブリア古書堂
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「ビブリア古書堂の事件手帖」の記事における「ビブリア古書堂」の解説
北鎌倉駅のホーム隣の路地の向かいで営業している古本屋。古い木造の建屋で、何十年も前から営業している老舗。人文科学系の専門書を主に扱うが、マンガや文庫本の棚もある。ネット上にある古本の検索サイトに参加しており、売り上げの多くはネット通販でまかなわれているらしい。店のカウンターの奥は店主が住んでいる母屋へ通じている。栞子の祖父、聖司が敬虔なクリスチャンで、このため、ラテン語で聖書を意味する『ビブリア』を店の屋号にしたという。
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