パイソン後
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パイソンズの活動終了後も作家・脚本家として活動し、『リッピング・ヤーン』ではペイリンと共同で台本を執筆したほか、『ラビリンス/魔王の迷宮』などの映画の脚本も手掛ける。映画監督の道へも進み、自身の小説の映画化である『エリック・ザ・バイキング/バルハラへの航海』や『たのしい川べ』などを演出した。 コメディ作家としての活動から離れた後は、主に歴史学者として活動し、ジェフリー・チョーサーの研究では学術分野でも評価され、大学の講義で使用される教科書『チョーサーズ・ナイト』も執筆した。また、十字軍の研究でも知られており、BBCのドキュメンタリー番組『クルセイダーズ』の制作などを手掛けた。近年は新聞での政治的・社会的論評のほか、子供向けの絵本や小説の執筆活動が目立っている。 2006年10月21日の『デイリー・ミラー』紙に「Python legend battles cancer(伝説のパイソンががん闘病中)」と題する記事が掲載され、初期の腸がんであることが公表された。しかし、24日付の記事では、試験開腹を受けた結果、状態は良好であるという情報が掲載された。 2016年9月23日、ジョーンズが前頭側頭型認知症による原発性進行性失語と診断されたことが発表され、翌24日にはパイソンズ時代の執筆パートナーだったマイケル・ペイリンも「見ているのが痛ましい」とのコメントを発表した。また後にはパイソンズの一員であるエリック・アイドルが「テリーは復活ライブを最後まで頑張ってやってくれた」とインタビューで答えており、2014年の復活ライブの頃には既に発症していたのだとほのめかしている。 同日、同年10月2日に開催される英国アカデミー賞のウェールズ版である第25回 BAFTA Cymru (en) の授賞式で、映画・テレビへの優れた貢献に対する特別賞(英: The BAFTA Special Award for Outstanding Contribution to Film and Television)を授与されることが発表された。 2020年1月21日死去。77歳没。
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パイソン後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 17:12 UTC 版)
彼はグループ内でも代表的な存在だったが、『空飛ぶモンティ・パイソン』の第3シリーズ後、その活動に喜劇表現の限界を感じて(テリー・ジョーンズとの確執とも言われる)降板。一本(30分)の脚本を書くのに2か月を費やしたというBBCのテレビシリーズ『フォルティ・タワーズ』で、実際の妻であったコニー・ブース(現在は離婚)と共に演出・主演し、再び人気を誇った。 また、脚本・主演を担当し、マイケル・ペイリンも出演し、ほぼ同じスタッフで制作したコメディ映画『ワンダとダイヤと優しい奴ら』『危険な動物たち』も、クリーズのキャラクターが生きたヒット作となった。 最近ではコメディ作品以外の映画、ドラマ出演も多く、『ハリー・ポッター』や『地球が静止する日』などで、脇役ながらも健在ぶりを見せており、比較的マイペースに仕事をしている。アクション映画『007』シリーズにも出演しており、『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』ではR役、『007 ダイ・アナザー・デイ』ではQ役を演じている。また、アニメ映画での声の出演も多く、『シュレック』シリーズや『くまのプーさん』などで活躍している。
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