ネオブライスの種類とは? わかりやすく解説

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ネオブライスの種類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 14:07 UTC 版)

ブライス (人形)」の記事における「ネオブライスの種類」の解説

「ネオブライス」はクロスワールドコネクションズとタカラトミーグッドスマイルカンパニーによる日本オリジナル復刻ブライス総称である。時代によって顔型やアイギミック、ボディなどに違いがあり、それぞれのタイプの名が以下のよう付けられている。これはアウトフィット髪色メイクなどのそれぞれのモデルキャラクター違いではなく本体仕様の違いである。 エクセレント この時期ブライスとしての完成度高くなく、モデルごとに仕様違い、作を追うごとに進化していた。2001年6月「パルコリミテッド」からの最初期モデル厳密には「エクセレント」いう名称自体がない漠然とした復刻モデルだった。しかし復刻とはいえヴィンテージから引き継いだパーツはなにもなく、ヘッドやアイギミックは日本新作したオリジナルモデルだった。ボディは「リカちゃん」のものを流用しているためサイズ小さくヘッドとのバランスがかなり違っていた。顔型はヴィンテージとはやや印象異なり、アイギミックや白目の色や材質などもちがい、まつ毛薄くまばらで、瞳を輝かせるパーツ入っていない。 エクセレント2002年6月の1周年記念モデル「ミス・アニバーサリー」からヴィンテージ似せた大きさ構造ボディ新作された。正式にはこのボディが「エクセレント」と呼ばれるものなのだが、後述の「スペリオールタイプ新顔型によって新モデル定義されるものであったため、便宜上それ以前の顔型モデルが「エクセレント」と呼ばれるうになる後期エクセレントヴィンテージ目指し改良はさらに進み細かなパーツ差し替わっている。モデルによっては白目がやや透明感のある乳白色になり、瞳の光沢はまだ入っていないが、目の表情はかなりブライスらしいものに変化している。 スペリオール 2003年12月の「スペリオールスケート」から。ヴィンテージブライスをスキャンしたという新しい顔型に変更。目にはついに光沢パーツ追加まつ毛ヴィンテージのように太く濃くなる。ここに至り日本オリジナルブライス仕様は一旦の完成となり、以降細かな改良バリエーション展開となる。しかし発表当初スペリオールヴィンテージ直接見比べる細かな差異はまだ残されていた。ややアイホール小さく若干瞳も小さくフェイスラインにも違いみられる。しかも初期モデル目線下がっている問題があった。視線については「アイ・ラブ・ユー・イッツ・トゥルー」からただしく修正された。 ラディエンス 2006年9月アニバーサリー「ダーリングディーバ」から。よりヴィンテージ意識した新顔型のモデルスペリオールよりアイホール大きく元にしたヴィンテージブライスに倣って左右アイホール大きさが違う ヴィンテージ似た口元と、すっきりした顎のラインになっている フェアレスト 2009年3月の「ブルーミーブルームズベリー」から。エクセレント時代テイスト意識したバリエーションモデル。ラディエンスから完全に切り替わったわけではなく両方モデル並行して展開されていた。ラインナップ比較少ない。 白目割合少なく黒目がち、半マット仕様 目の形がまるく、ラディエンスと比較すると、やや目が小さく見える ほっぺがふっくらしており、リップ直線気味 後期エクセレントとの相違詳細不明 ラディエンス+ 2013年8月の「ハイホーマリーン」から。ラディエンスそのまま作られ新型金型疲弊などによって新調されたもの。旧ラディエンスのパーツ互換性がある。 ラディエンスリニュー 2017年5月の「グレイシー・シャンティリー」から。ラディエンスをベースにしたリニューアル版。顔そのもの変化は無いため飾った状態で見分けるのは難しいが、頭部内部には大きな違いがあり、頭皮(髪)がネジ止め交換できるような構造変更されている。そのため改造修理しやすいが、一部パーツはラディエンスやラディエンス+との互換性なくなっている。 ラディエンスエボリューション 2022年2月の「ソングオブロンドンメアリー」から。製造元グッドスマイルカンパニー変更になったため、顔型、アイギミック、ボディスタンドなど、すべてが新作のネオブライスとなった。しかしデザインチェンジを目的としていないため、基本的にはラディエンスリニューの再現と言えるわずかな違いこそあるものの、顔立ち目立った違いはなく、前モデル見分けるのは難しい。 頭皮交換できる構造リニュー同じだが、わずかな寸法違いによりパーツの互換性は完全ではなくリニューエボリューション間では調整しないとパーツ流用できない

※この「ネオブライスの種類」の解説は、「ブライス (人形)」の解説の一部です。
「ネオブライスの種類」を含む「ブライス (人形)」の記事については、「ブライス (人形)」の概要を参照ください。

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