バリエーションモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 05:05 UTC 版)
「ミニ (BMC)」の記事における「バリエーションモデル」の解説
ウーズレー・ホーネット Mk II 1968年式 ライレー・エルフ Mk III ライレー・エルフ 異なる市場に向けた様々な派生モデルが生まれた。 1961年、バッジエンジニアリングによるウーズレー・ホーネット(1930年代のスポーツカー「Wolseley Hornet six」の名前の復刻)とライレー・エルフ(ラグジュアリーカーの名門ブランド)を投入する。1952年以降のBMC時代、両ブランドは外観が同じで中身(仕様)で差別化されていたが、ADO15では仕様が同じで外観がわずかに異なっている。ホーネットがスポーティー、エルフがより上級な位置づけであったが、そのイメージは主に宣伝によって作られた。 両車とも、リアオーバーハングを延長して車体を3BOXとし、トランク容積を稼いでいる。小ぶりなテールフィンを持ち、リアコンビランプを収めている。フロントデザインも変更され、ミニマムサイズながら上級サルーンとして仕立てられた。プレーンなグリル枠で、縦枠上部に楕円形のウーズレーのイルミネーションエンブレム(行灯式)がついているのがホーネット、盾形のフロントグリルの上枠にひし形のライレーのブルーダイヤモンドエンブレムがついているのがエルフである。 ウーズレー・ホーネット (Wolseley Hornet):1961 - 1969 生産台数:28,455台 ライレー・エルフ (Riley Elf):1961 - 1969 生産台数:30,912台 モーリス・ミニ・トラベラー / オースチン・ミニ・カントリーマン 1960年 - 1969年(英国のみ) 大衆車として標準的な2ドアのエステートで、上下開き、または観音開きのバックドアを装備している。高級モデルでは、荷室部分とバックドアに木製の飾りフレームがあしらわれている。 バンオースチン・ミニ バン塗色はオートモービルアソシエーション(THE AA)のサービスカーを再現したもの ピックアップ2トンカラーはウーズレー・ホーネットを模したもの バン / ピックアップ 業務用のライトバンとピックアップトラックモデルである。どちらもエステートモデル同様のロングホイールベースシャーシを使用している。バンのリアクォーターウインドウを省略することにより、イギリスでは税金が安くなることから、若者達にも人気が出た。バックドアは観音開きで、ルーフベンチレーターの設定もある。ピックアップはキャブと荷箱が分かれていないワンピースボディとなっている。 ミニ・モーク 「ミニ・モーク」を参照
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