ネオプトレモスの参戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 07:31 UTC 版)
「トロイア戦争にかかわる伝説」の記事における「ネオプトレモスの参戦」の解説
アカイア勢が勝利する三つの神託の一つであるネオプトレモス=ピュロスは、アキレウスの死後にトロイア戦争への参戦を求められる。母デーイダメイアの反対を理由に従軍を拒否していたピュロスは、それでも食い下がるオデュッセウスらに「メネラーオスとヘレネーの娘ヘルミオネーと結婚させてくれるならば」という条件を提示する。これは断られる事を見越しての要求であったが、メネラーオスが承諾したため、ピュロスはしかたなく従軍に同意する。オデュッセウスから父の武具を引き継いだピュロスは義理の祖父ポイニクスより「ネオプトレモス(新しき戦士)」の名を授かり、トロイア勢との戦いで父に負けないほどの活躍を見せる。 しかしヘルミオネーは従兄であるオレステースと婚約していたため、彼女を略奪したことがネオプトレモスの死を招くことになる。
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