テレビCM・ラジオCMなど
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 02:43 UTC 版)
「タケモトピアノ」の記事における「テレビCM・ラジオCMなど」の解説
財津一郎が出演していることで知られ、財津が自身のギャグ「~してちょうだい」を取り入れつつ軽妙なステップと歌声を披露し、関西のダンサーと共演する構成となっている。現行のCMは2000年8月1日から放送されており、20年以上経過した2021年現在も使われている。現行のCM放送以前にも、1997年から2000年までに現行とは全く異なるCMが6本制作されており、財津もこれらのCMに出演していた。これは竹本功一が財津の大ファンで持ちネタ「〜ちょーだい」という言葉が同社の企業特性にマッチしていたことから、採用されたという。また財津も以前から音楽やピアノを好み同社の業務内容や東南アジアへのボランティア事業に共感したことからオファーを受けている。ダンスの振り付けは、香瑠鼓が担当している。当初は財津もダンサーと一緒に踊る構成が計画されていたものの、財津が脳出血手術直後のため断り振付師側からの提案で財津のみ当て振りを行う構成となった。同社の広報が作詞を担当し、CMについて「子どもの好きそうな踊りや口ずさみそうなフレーズを意識した」とも語っている。 かつて『探偵!ナイトスクープ』で「赤ちゃんが泣き止むCM」として紹介されたことがある(2001年11月30日放送。依頼:「タケモトピアノの謎」、探偵:立原啓裕)。またその効果から音の出る絵本や玩具といった知育系商品にもCMソングのメロディが収録されている。当時は関西・東海限定CMであったが、『ナイトスクープ』のネットされているそれら以外の地域でも紹介された。同CMは2011年7月24日の地上デジタルテレビ放送に完全移行後も4:3の画面比率での放映が続いていたが、2015年2月からは現行のCMの左右端に映像加工を施した16:9の新CMが放映された。2013年からは、これらとは別にナレーション主体の新しいCMも放送されている。 ラジオでもスポットCMを放送しているが、ラジオCMのものはテレビCMのものをそのまま使用しており、テレビCMとまったく同じ内容で音声だけを15秒間流したのち、新たに問い合わせ先の電話番号のナレーション(「お問い合わせは、0120…」)を加え、20秒のスポットCMとしている。 何かと注目されるCMを受け、関連会社・タケモットによって玩具メーカーのサンタンなどから、CM関連グッズやCD・DVDなども販売されている(これらの関連グッズ発売まで、「CMのビデオを売ってほしい」との問い合わせが殺到していた)。CDは発売当時、一企業のCMソングながらオリコンチャートの上位に入るなど話題を呼ぶと共に、CMも当初は関西ローカル限定放映だったが、現在は日本全国で放映されている。また近年はテレビ朝日及び朝日放送テレビ制作の番組に提供されることが多い。曲は「もっともっとタケモット」「みんなまあるく」の2曲で、続けて放送されることが多い。「ピアノ売ってちょーだい!」という個性的な歌詞である。 東京ドームの本塁後方の回転式フェンス広告のスポンサーでもある。 2021年にはエイプリルフール企画として音楽ゲーム『maimai でらっくす Splash PLUS』で「もっともっとタケモット」「みんなまあるく」の2曲を合わせた曲「タケモトピアノCMソング」が収録された。
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