チャック・ジョーンズ期とは? わかりやすく解説

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チャック・ジョーンズ期(1963年 - 1967年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:27 UTC 版)

トムとジェリー」の記事における「チャック・ジョーンズ期(1963年 - 1967年)」の解説

ダイッチ製作分最後の1本が公開されたあと、MGM『ルーニー・テューンズ』や『メリー・メロディーズ』など、バッグス・バニーダフィー・ダック主人公にしたアニメーション短編シリーズ名高かったアメリカ人監督チャック・ジョーンズChuck Jones)を起用することとした。ジョーンズ1933年から30年在籍したワーナーのアニメーションスタジオを辞し新たに自らのスタジオである「シブ・タワー・12プロダクションズ(Sib Tower 12 Productions)」をパートナーのレス・ゴールドマン(Les Goldman)と立ち上げたところだった。 ジョーンズゴールドマン1963年から34本の短編製作した全作品メトロカラー製作。これらの作品ジョーンズ演出特徴的である。同時期のサイケデリック・ムーブメントの影響見られた。ジョーンズは、トムとジェリーブランド自分スタイル当てはめようとした。ストーリーラインキャラクター個性はあまり変わらないが、キャラクターデザイン大きく変わったトムボリス・カーロフのような太い眉毛になり、頬の毛もふさふさになったジェリーは目や耳が大きくなり、ポーキー・ピッグ(Porky Pigワーナールーニー・テューンズキャラのような姿形になった。 チャック・ジョーンズ期のオープニングトムとジェリーロゴ日本のテレビ放送でもおなじみMGMロゴライオン吠える所までは以前作品同じだが、そのライオン部分トムが「ニャー」と鳴く所に変わり真ん中の丸がそのままTOMの“O”になり、そのあとJERRYの“Y”の上ジェリー降りてくる。この後、サブタイトルカード、クレジット1、クレジット2となるため、ルーニー・テューンズと同じフォーマットが採られ、著作権標記クレジット1に入る(リニューされたかどうかは不明)。MPAAロゴルーニー・テューンズ使われた実ロゴとは異なるものが使われている。 シブ・タワー・12MGMアニメーション部門になり、MGM1967年にはアニメーション短編の製作を停止したジョーンズはすでにテレビスペシャルや、ノートン・ジャスターの児童書マイロふしぎな冒険』の長編映画化・『The Phantom Tollbooth 』など他の仕事取り掛かっていた。ここまで劇場用に作られたため収録時間6分から9分の間で一定しないこの期にはBGM作曲家が3人いて、話の雰囲気制作時期などに応じてユージーン・ポダニー(Eugene Poddany)、ディーン・エリオット(Dean Elliott)、カール・ブラントCarl Brandt)が楽曲提供している。ポダニーは弦楽器管楽器中心とした明るめでメロウ曲調を、エリオットブラス幅を利かせた、時に軽快時に激し曲調楽曲を、ブラント金管木管基調としたジャズおよびロックンロール調の楽曲を得意としており、3人それぞれ強い個性放っているが、いずれの作曲家BGM映像シンクロした繊細かつ流麗な劇伴音楽を書くという意味では共通している。

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チャック・ジョーンズ期(1963〜1967年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 20:34 UTC 版)

トムとジェリーの短編作品一覧」の記事における「チャック・ジョーンズ期(19631967年)」の解説

メトロ・ゴールドウィン・メイヤー製作 日本では1980年から1981年日本テレビ系木曜スペシャルにおいて、 『おかしなおかしな トムとジェリー 大行進』内で放送されて、1981年から1982年日本テレビ系トムとジェリー」として放送。なお、最初回の「お好みサンド」と「ジェリーの親友」はTBS版にて既に放送された為、日本テレビ版では放送されていない。 なお、「仲直りはしたものの」と「必殺ネズミ取り」には、ハンナ=バーベラ第一期再構成したものである為、チャック・ジョーンズではなくウィリアム・ハンナジョセフ・バーベラの名前が載っている。

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