ダブルデッカー登場と停車駅増加
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「京阪特急」の記事における「ダブルデッカー登場と停車駅増加」の解説
1993年(平成5年)1月30日:この日のダイヤ改正で平日朝の淀屋橋行きが中書島駅に追加停車。京橋駅 - 七条駅間ノンストップ運転の原則が初めて破られた。JR奈良線の六地蔵駅が前年10月22日に開業した事を意識した施策であった。 1995年(平成7年)3月1日:3000系 (初代)の車体更新工事を実施。そのうちの1両がダブルデッカー(2階建車両)に改造される。平屋車両の2階建て化改造は日本初。同年12月25日より営業運転に復帰。 1997年(平成9年)3月22日:この日のダイヤ改正でJR東西線の開業による利用客の転移を抑えつつ、京阪・JR共に利用可能なエリアの拡大による利用増加に対処するため、平日朝の淀屋橋行きが枚方市駅に追加停車。特急と急行・準急の混雑率平準化による輸送力増強実施に伴い、3扉セミクロスシート8両編成の9000系が投入され集中的に充当、41年ぶりに特急車以外の定期運用が設定される。 9月11日:8000系にダブルデッカーを新造のうえ増結、8両編成化を開始。 1998年(平成10年)4月28日:この日までに8000系へのダブルデッカー連結と3000系の予備車を活用して定期列車の特急が全て8両編成となる。 2000年(平成12年)7月1日:この日のダイヤ改正で中書島駅と丹波橋駅が終日停車駅となる。平日朝の淀屋橋行き1本に、特急が原則3000系で統一されて以来、定期列車では初めてオールロングシート車両(2200系・6000系・7200系)の運用を開始する。 JR京都駅ビルでの買い物利用の定着を意識した四条河原町への誘客と、主にこれまでは急行で長時間乗車となっていた、京阪とJR奈良線が並行するエリアから大阪方面への(京阪宇治線乗り換え客を含む)さらなる利用増加を狙ったものである。昼間時間帯と夕方ラッシュ時においては丹波橋駅で急行を追い抜くダイヤとなる。これにより、特急停車駅 - 急行以下(あるいは普通のみ)停車駅の到達時間が短縮される。 2002年(平成14年)10月1日:この日から平日朝ラッシュ時間帯の特急の京都寄り先頭車を三条駅 - 天満橋駅間で女性専用車両とする。
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