タルル上等兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 03:39 UTC 版)
タルル上等兵(タルルじょうとうへい)は、ガルル小隊の突撃兵。タママの後輩で、カララとチロロの先輩。 声 - 渡辺明乃 初出 初登場は原作では第36話、アニメでは第30話で、ガルル小隊のメンバーでは最も早く登場。タママにケロロ小隊や地球人に関する嘘を吹き込まれており、桃華を「変身凶悪獣人」、ポールを「冷酷機械人間」、ギロロを「ウッカリギロロ」、クルルを「陰湿陰険人気なしクックック野郎」と呼び、さらにアニメ版では夏美を「凶暴肉弾星人」、冬樹を「泳げない走れない情けない三拍子揃ったダメ人間」、ドロロを「影が薄すぎアサシン」、小雪を「物好きのアホ忍者」、アンゴル=モアを「星破壊獣嫉妬おばさん」と呼び、結局タママ以外のほぼすべての人物をバカにし、結局タママは最後には全員からお仕置きを受け、さらに夏美から「変身お菓子怪獣バカタマドン」と言われ、結局タママは「ごめんなさーい」と言いと大泣きした。 外見 体色は水色で帽子とお腹に左右逆色の紅葉マーク。頬にそばかすがある。当初はケロン人の幼年体の姿をしていたが、原作では第81話、アニメ本編では第101話から大人の姿になり、そばかすの位置も若干変わった。なお、アニメでは第101話以前から3代目オープニングのアニメーションにおいて大人の姿で登場している。 経歴 当初はケロン軍幼年訓練所に所属しており、先輩であるタママを「師匠」と呼んで慕っていた。後にケロン軍に入って上等兵となる(このとき階級でタママを追い越した)。ガルル小隊に配属された。なお、タママからは「ケロン軍は超エリートでないと入れない」と聞いていたが、ケロン軍には意外とすんなり入れたとのことである。 人物 一人称は「オイラ」か「俺」で語尾に「っす」をつけて喋る。主に使う必殺技は目から強力な光線を発射する「タルルジェノサイド」である。 ケロン軍に入ってから階級でも戦闘能力でもタママを追い越し、それで得意になってタママを「先輩」と呼び変え、半ば見下すといった「ザコキャラクター」のような一面を見せた。後にスーパーカブトの力でパワーアップしたタママを前にした時にはこの一面を認め、呼称を「せ…師匠」と改め、戦わずして自分の負けを認めた。 アニメではガルル小隊としてタママと初対面したときはまだ「師匠」と呼んでおり、タママを倒してから「先輩」と呼ぶようになった。その後タママがパワーアップした時に原作とは逆に「師匠」と呼んでから「先輩」に言いなおす場面がある。さらに自分の「タルルジェノサイドGX」をタママに跳ね返された時に負けを認め、ここで呼称を「師匠」に戻した。 タママなどの年上のケロン人に対しては「○○っす」という口調で話すが、それは彼なりの敬語であり、トロロなどの年下のケロン人には「○○っす」という口調ではなく、敬語を使わず普通の口調で話している。 「今のは、ザコキャラが言うセリフ」や「黒幕の正体は、自分の師匠だった」とアニメや漫画を絡めたセリフを言う。なおタママと戦う時は大抵「〜〜アソビ」と言っていることからタルルはタママと戦うというよりか遊んでいるらしい。
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