セイレーン連邦のメカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 22:02 UTC 版)
「YAMATO2520」の記事における「セイレーン連邦のメカ」の解説
黎明期の構成員が技術畑のエリート層が中心なだけあって、建国時点でも技術面においては地球のものと比較して若干の優位性を持つ。当初から地球を仮想敵としていたため、100年戦争開戦時には標準的な地球艦を上回る戦力を整えていた。原則としてモノポール機関を採用していることが最大の特徴である。 セイレーン連邦内で使われている技術は地球連邦の製品との互換性・規格の換算法は確立されているが皇帝ブローネの方針により地球連邦製品との共存といったものは考慮されておらず、特に波動エンジン等、地球の宇宙開発の中心を担ってきた技術や機関は憎悪の対象となっているために連邦内で用いられることは非常に稀である。 アメシス艦 劇中アメシスが乗艦した艦で、2種類登場する。 1種類目はリンボスに視察に来た際に乗艦していた艦で、グリフォン恒星系での軍艦の航行が禁じられていることから、外見上は輸送船のような形状をしているものの武装面においては高度に隠蔽されつつも標準的な戦闘艦のものと遜色ない。発進してきたYAMATOを攻撃するが逆に撃沈される。艦橋とその周辺部分がそのまま脱出船として離脱できる構造となっている。 2種類目はロココ星域戦でアメシスが乗艦していた艦。艦体色は赤を基調とし、1隻の本体と2隻の盾船で構成されている。本体の形状はドレッドノート級に似ているが、艦首中央にモノポール砲を装備している。 盾船は非常に強固な装甲を有しており、YAMATOの主砲斉射に、損傷しつつも耐え切っている。 ロココ星域戦で第7艦隊と別れたYAMATOを襲撃。ロココ星のゴーダ文明の遺跡に逃走していくYAMATOを追撃したが、後一歩のところでゴーダ文明の次元運河に突入されて取り逃がす。 ドレッドノート型戦艦 セイレーン連邦の主力戦艦。地球連邦の艦と同一級名だが、全く別種の艦。円盤状の艦体の左右に大型の砲身を備えている。 性能面では地球連邦のドレッドノート型より若干高く、100年戦争開戦時の戦闘では地球側のプラズマショックカノンをバリアで数発防いでいる描写がある。 潜宙艦 ロココ星域戦でリキヤードが乗艦していた艦。大型の艦艇で、艦首にモノポール魚雷発射管を備えている。 ロココ星域での戦闘開始直前、YAMATOに奇襲をかけようとするが、民間人を収容して地球へ向かうべく分離されたロココ星基地の居住区画が偶然間に入る。「地球」と名のつくものを全て見逃そうとしないリキヤードの指示により、居住区画をモノポール魚雷で攻撃して破壊し、両軍艦隊の間に戦端が開かれる。 戦闘終了後、アメシス艦と共にYAMATOを襲撃するが、後一歩のところで取り逃がした。 ミサイル艦 リンボスからのワープアウト後のYAMATOを執拗に攻撃してきた緑色を基調としたカラーリングの戦闘艦で、大型の宇宙用対艦ミサイルを多数装備。戦闘経験の未熟な少年少女達の扱う第18代宇宙戦艦YAMATOに対して有利な立ち回りをしていたが、レノンによりYAMATOの戦闘モードへの変更がなされるとその機動力に翻弄され、主砲の餌食となる。
※この「セイレーン連邦のメカ」の解説は、「YAMATO2520」の解説の一部です。
「セイレーン連邦のメカ」を含む「YAMATO2520」の記事については、「YAMATO2520」の概要を参照ください。
- セイレーン連邦のメカのページへのリンク