スタンド・施設
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2010年より供用を開始した新スタンドには「展望デッキ」が設置され、函館山や函館市内を一望できる。あわせて改修していたパドックも使用開始され、馬の脚元付近の視点から見ることが可能な「ダッグアウトパドック」が新たに採用された。 ダートコースの内側には調教用のウッドチップコースが設けられている。これはかつて中央競馬に所属していたアラブ系競走馬の調教コースだったものを改修してできたもので、JRAの競馬場内にある調教施設としては函館競馬場にのみ設置されている。このため札幌競馬開催中でも函館競馬場に滞在して調教を行う馬も存在する。このほか近隣の湯の川温泉を源泉とする「馬温泉所」も設けられており、夏季には札幌・函館開催に出走する競走馬が利用する。2019年までは、冬季に福島県いわき市の競走馬リハビリテーションセンター(いわゆる「馬の温泉」)の実質的な分室として療養を行っていた。さらに中央競馬の競馬場では唯一となる、競走馬用の手術室も設けられている(2011年に大井競馬場内に手術室も含めた二次診療施設が設けられるまでは国内唯一の手術室を備えた競馬場であった)。
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スタンド・施設
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ウィキニュースに関連記事があります。札幌競馬場の新たな幕開け (2014年7月26日) 1971年に竣工した旧メインスタンドは、小規模な改修を加えながら41年にわたり使われ、取り壊しを伴う大規模なスタンド改築は長らく行われなかったが、2012年10月より現在地で新スタンドへの改築工事に着手、2013年11月30日より新スタンドの一部となる「パークウインズ棟」が先行開業。2014年7月8日に竣工式が行われ、同年7月26日にグランドオープンした。 新メインスタンドは札幌競馬開催期間のほか、非開催日の場外発売に利用する「パークウインズ棟」と、札幌競馬開催期間中のみ供用される地上5階建ての「スタンド棟」の2棟に区分。1・2階が一般席、3階は指定席エリア、4階は馬主席エリア、5階は業務区域となる。日本の競馬場では初めてとなるテラス席「もいわテラス」が、パークウインズ棟の2階屋上に新設された。パークウインズ棟にはこのほか、天井の高い開放的な室内空間「ファンファーレホール」も設置された。 構造:鉄骨造地下1階・地上5階建 屋内面積:約30,000平米 (m2) 延床面積:41,899平米 設計:松田平田設計 収容人数:約2万人 上記以外の主な変更点 パドックが一新され、函館競馬場と同様に馬の脚元付近にあたる低い視点から見ることができる「ダッグアウトパドック」を新設。 パドックからコースまでの出走馬の移動用に「はなみち」を設置。レース前やレースを終えて引き上げてきた競走馬を観客が間近で見られるようになった。 第4コーナー寄りのコース沿い部分を掘り下げ、「ターフサイドシート」を設置。地面に近い視点での観戦が可能になった。 パークウインズ棟の隣に、馬の展示厩舎と大小の放牧場を備えた「まきばガーデン」を設置。乗馬用サラブレッドやポニー・どさんこの展示を行い、馬とふれ合える空間とした。 大型映像装置(ターフビジョン)も更新され、他のJRA競馬場と同様に着順掲示板と一体化された。 馬場内には投票所のほか、子供向け遊具「パカパカドーム」や水遊びができる「じゃぶじゃぶ池」、馬車の試乗会や体験乗馬などができる「ポニーリンク」がある。 旧スタンド施設(1971年竣工時) 構造:鉄筋コンクリート造3階建 延床面積:23,614平米 設計:梓建築事務所 収容人数:9,560人
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