ジョンソン副大統領の昇格とワシントンへの帰途とは? わかりやすく解説

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ジョンソン副大統領の昇格とワシントンへの帰途

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:11 UTC 版)

ケネディ大統領暗殺事件」の記事における「ジョンソン副大統領の昇格とワシントンへの帰途」の解説

詳細は「1963年リンドン・ジョンソン大統領就任式」を参照 リンドン・B・ジョンソン副大統領ケネディ乗ったリムジンの2台後の車に乗っていたが難を逃れパークランド記念病院大統領の死接してシークレットサービス警護を受けながら急遽ラブ・フィールド空港エアフォース・ワン向かった。この病院出た時と同時にCBSウォルター・クロンカイトケネディ死去の公式発表テレビで伝えたが、クロンカイト涙ぐんだ後に「ジョンソン副大統領はすでにダラス病院離れ、どこに向かったかは分からないとのことです。おそらく速やかに就任宣誓行い、第36合衆国大統領就任する予定です」と語った。 そして副大統領エアフォース・ワン到着して機内入ってすぐに大統領専用電話使ってアイゼンハワートルーマンの両元大統領事態説明をして全面的協力求めた。そしてワシントンにいる閣僚4名 と大統領補佐官らに職場離れないことを伝えた。そしてジャクリーン夫人らが遺体とともに戻ってきた後に機内アメリカ合衆国大統領就任宣誓行い、第36大統領昇格したこの後機内からハイアニスポートに電話してジョンソンレディ・バード夫人から大統領の母ローズお悔やみ伝えられた。 ジョンソンジャクリーン夫人らを乗せたエアフォース・ワン は、ジョンソン大統領就任宣誓終わった後にダラス飛び立ち史上初め2人大統領乗せてワシントンD.C.郊外アンドルーズ空軍基地着陸したケネディ大統領遺体入ったは、空港荷物搬送機で降ろされ海軍所有の救急車搬入された。ジャクリーン迎え来てすぐに機内入ったロバート・ケネディらもケネディとともに同じ搬送機で降りて救急車乗りそのままベセスダ海軍病院向かったジョンソン新大統領は、その後タラップ利用して降りその場新大統領としてのコメント発表して今は全ての人々にとって悲しみの時である。我々は計り知れない損失受けた。私にとって、これは深い個人的な悲劇である。ケネディ夫人とそのご家族悲しみ全世界分かち合うものと思う。私は全力をつくす。神のご加護を」と述べたダラスからアンドルーズ空軍基地ケネディ遺体戻り空港コメント発表したジョンソン新大統領テキサス訛りと、ケネディボストン訛り対比に、アメリカ国民大統領交代実感したという。 この後ジョンソン空港からヘリコプター飛び立ちホワイトハウスの南芝生着陸した。この時にワシントンにいたマクナマラ国防長官マクジョージ・バンディ特別補佐官、ジョージ・ボール国務次官同乗して機内国防外交情勢説明受けた到着後にはフーバーFBI長官呼び暗殺事件捜査進展状況聞いている。また民主共和両党の議会首脳とも夜にすぐに会談した。実はこの日はケネディ政権閣僚10名のうち6名は日本24日開催される予定日米貿易経済合同委員会出席するため太平洋上を飛行中であったラスク国務長官ディロン財務長官・ユードル内務長官ホッジス商務長官フリーマン農務長官・ウイルツ労働長官で、一行ホノルル急ぎ引き返し、深い悲しみの中をケネディ大統領一行戻った同じアンドルーズ空軍基地に、ほぼ7時間後の同日深夜(東部標準時12:42)に戻りラスク国務長官とは翌朝9時に新大統領会議行った。そしてジョンソンはその直後アイゼンハワー大統領とも会見している。暗殺ショック癒すひと時もなくこの日から大統領激務始まった

※この「ジョンソン副大統領の昇格とワシントンへの帰途」の解説は、「ケネディ大統領暗殺事件」の解説の一部です。
「ジョンソン副大統領の昇格とワシントンへの帰途」を含む「ケネディ大統領暗殺事件」の記事については、「ケネディ大統領暗殺事件」の概要を参照ください。

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