ジョンソン・カットオフとは? わかりやすく解説

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ジョンソン・カットオフ(プレーサービル・ルート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/09 22:58 UTC 版)

カリフォルニア・トレイル」の記事における「ジョンソン・カットオフ(プレーサービル・ルート)」の解説

ジョンソン・カットオフ(1850年-1851年建設、プレーサービル・ルートとも呼ばれた)は、ネバダ州カーソンシティからカリフォルニア州プレーサービル(当時はハングタウンと呼ばれた)までの道路であり、カーソンシティ近くカーソン・トレイル一部使っていた。このカットオフ1850年から1851年頃にプレーサービルのジョン・カルフーン・ジョンソンによって開発された。カーソンシティ出てコールド・クリーク(キングス・キャニオン道路経由)を辿り標高7,150フィート (2,180 m) のスプーナー・サミットを越えた。一旦タホ湖近く出て、湖に突き出ている岩の多い山脚のあるかなり険し尾根登ることを強いられ、さらに沼地の場所もあった(現在のアメリカ国道50号線どちらも解決している)。湖の南端達すると、エコー近く進路を西に変え急坂を登って標高7,400フィート (2,260 m) のエコー・サミット(ジョンソンズ・パス)でシエラネバダ山脈越えた。ジョンソンズ・パスからの急な下りはサウスフォーク・アメリカン川のスリッパリー・フォードまで続いていた。そこからは、川に沿って西進しストローベリーから今日のカイバーズに出て、川の北岸に渉り、約1,400フィート (430 m) 登ってピーバイン・リッジに至り、その尾根伝って川の岩の多い所を回りこんだ。ピーバイン・リッジから降りると、アメリカン川の南支流をパシフィックハウス近く渡った現在のカリフォルニア州ポロック・パインズ付近からは尾根沿って川の南岸をプレーサービルに到着したジョンソンルートシエラネバダ山脈越えの主要路として大きな競争力があるものになった。この経路はかなり改良修正施され冬季でも少なくとも間歇的通行できるようにされたので、年間通したシエラネバダ山脈越え経路として主要なものの1つになった1855年カリフォルニア州議会は「シエラネバダ山脈越え荷馬車道路建設する法」を成立させ、そのための100,005ドル予算確保した。シャーマン・デイ(非常勤カリフォルニア州上院議員として働いていた)が可能性のある経路調査員指名された。デイ広範な調査行った後に、プレーサービル・ルート(ジョンソン・カットオフ)を最も見込みがある経路として推薦し改良経路測量行った不運なことにカリフォルニア州最高裁判所1856年に、この法は州憲法住民投票無しには許されない負債30ドル制限違背しているので違憲だと裁定した道路推進派はがっかりした負けてはおらずエルドラドサクラメントおよびヨロの各郡から道路建設のために5万ドル集めた契約が行われ、サウスフォーク・アメリカン川の新し11,300ドル)ができ、ピーバイン・リッジの山腹道路は川より100ないし500フィート (30-150 m) 上に上げて急な上り下り避け、ジョンソンズ・サミット(エコー・サミット)に登る新しい道作り、レイク・バレーに降りる急峻ではない道も造った新しルートは「デイ・ルート」と呼ばれた冬季とそれに伴う流出道路大惨事になり、1860年春に群衆がバージニアシティに向かおうとしたとき、何とかまずまずの道ができたと報告された。1860年以降道路はバージニアシティの鉱山に向かう有料道路として広範に改良された。現在はアメリカ国道50号線がほぼこの経路通っている。 1860年から1861年にポニー・イクルプレスがダゲッツ・パスとジョンソン・カットオフを経路使って冬季でも郵便配達した

※この「ジョンソン・カットオフ(プレーサービル・ルート)」の解説は、「カリフォルニア・トレイル」の解説の一部です。
「ジョンソン・カットオフ(プレーサービル・ルート)」を含む「カリフォルニア・トレイル」の記事については、「カリフォルニア・トレイル」の概要を参照ください。

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