ジェロナ・グラ
ジェロナ・グラ(Zielona Góra)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/29 05:31 UTC 版)
「ルブシュ県」の記事における「ジェロナ・グラ(Zielona Góra)」の解説
長い間ポーランド王家の分家であるシロンスク・ピャスト家のグウォグフ公国領であり、16世紀初頭にボヘミア王国領、次いでオーストリア領、その後プロイセン王国領、ドイツ領を経て、第二次世界大戦後よりポーランド領となった。ワイン生産はポーランド国内で2箇所でしか行われていないが、ジェロナ・グラはその一つである(もう一箇所はマゾフシェ県のヴァルカという街)。13世紀半ばから白ワインの生産が行われ、現在はこの地方のワイン畑は4000、ジェロナ・グラ市のみでは2500。社会主義時代はワイン生産が廃れかけていたが、1989年にポーランドが社会主義を放棄すると、ワイン産業はみごとに復興した。ここで最も有名なワインの銘柄は「モンテ・ヴェルデ(Monte Verde)」というが、これはイタリア語でその意味は「緑の山」、これはポーランド語ではジェロナ・グラ(Zielona Gora)となる。毎年9月にはワインの収穫祭りが催されポーランド国内や近隣のドイツから観光客がやってくる。2009年のワイン祭りは9月5日から13日にかけて開催される。ここは大学街でもあり、学生が多い。市公式サイト(英語・ポーランド語・ドイツ語)あり。 旧市街 ワインまつり 聖ヤドヴィガ聖堂 旧市街 旧市街 工場通り 旧市街 13世紀の礼拝堂 ジェロナ・グラ交響楽団ホール ワイン用ぶどう畑 ワイン醸造所の温室レストラン 冬のぶどう畑
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