さ‐かん〔‐クワン〕【主=典】
読み方:さかん
《佐(たすけ)る官の意の「佐官」の字音から》律令制で、四等官(しとうかん)の最下位の官。記録・文書を起草したり、公文の読み役を務めたりした。「録」「目」など官司により用字が異なる。しゅてん。→四等官
さ‐かん〔‐クワン〕【佐官】
さ‐かん〔‐クワン〕【左官】
さかん【盛ん】
読み方:さかん
1 勢いがいいさま。「—な声援がとぶ」「—に燃える」「食欲が—だ」
2 人が最も元気な時期にあるさま。気力などが充実しているさま。「人生の—な時代」「老いてますま—だ」「血気—」
3 盛大に行われるさま。繁盛しているさま。また、広く行われるさま。「スポーツの—な学校」「—な歓迎会」「貿易が—になる」「欧米ではサッカーが—だ」
さ‐かん〔‐クワン〕【茶館】
読み方:さかん
⇒ちゃかん(茶館)
左官
概要解説 家屋には必ず壁があります。壁は建物の構造を保つとともに、美しさを表現しています。この壁を塗るのが左官の仕事です。左官仕上げには、湿度・温度を自然の中で調整し人間の健康管理をしていること、火災時に防火性が高く人命と財産を守っていること、塗り壁の素材は無機質材が多いため人体を汚染しないこと、建物の美装性に富んでいることなどといった優れた特徴があります。左官は一人前になるまでは5年から7年の修行が必要とされ、奥義を極めようとすれば10年以上かかるといわれてきました。しかし、現在では技術革新のおかげで仕事の難しさはかなり軽減されてきたようです。その一方で壁の種類が増え、新しい技術が必要になってきています。 必要な能力・資格など 左官になるには、特に学歴や資格は必要ありません。昔は親方に弟子入りして雑用をつとめ、こて磨き、才取り、土こねをやり、それからやっと塗り方になるという段階を経て技術を習得したものですが、現在では入職後、職業訓練校で学んだり、現場で実地に作業をしながら仕事を教わって技能を身に付けていきます。具体的には、中学または高校卒業後、左官の事業所に就職し、見習いになりながら認定高等職業訓練校で修行するというケースが一般的のようです。左官の技能を示す資格として技能検定があり、建設省の定めでは延べ面積3000平方メートル以上の現場には、1級左官技能士の常駐を義務付けているため、検定制度に関する関心は高いといえるでしょう。 関連する職業
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