ケンタウルス座とは? わかりやすく解説

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ケンタウルス座

分類:星座/神話


名称:ケンタウルス座
学名:Centaurus
小分類:南半球
構成する主な星雲星団恒星:オメガ星団(球状星団)/NGC5128(電波銀河)/リゲル・ケンタウルス、またはアルフウケンタウリ(アルファ星、3重星)/ハダル(ベータ星)
神話主な登場人物:ケンタウルス
日本観測できる時期:5月8月の約4ヵ月
見ごろ季節:春(20時正中は6月上旬)

半人半馬ケンタウルスかたどった星座です。南に位置するので、沖縄を除く日本では上半身部分地平線上に見えるだけですが、全体には、明るい星が多く華やかな星座です。足のつけねにあるオメガ星団は、球状星団としては全天で一番明るいものです。また、オメガ星団の北にあるNGC5128は強い電波を出す電波銀河で、2つ銀河衝突しているところだといわれます。さらにアルファ星リゲル・ケンタウリは距離4.3光年と、太陽系に一番近い星として知られています。

1.見つけ方ポイント
おとめ座から南へ目を下げていくと、南の地平線上に、台形逆さにたような星の集まり見えます。これがケンタウルス座の頭から肩の部分です。さらに目を下ろす台形連なる×字が見えてます。これがケンタウルス胴体です。本州ではここまでしか見えませんが、南へ行けば南十字星北側大きなケンタウルス座の全体像を見つけることができます

2.神話内容について
ケンタウルスは、上半身が人、下半身が馬の一族で、ギリシャ神話などにたびたび登場します神話ではギリシャテッサリア地方山地に住むとされており、狩猟上手く誇りの高い種族だといわれています。

3.同じ時期見え星座について
春の南の空に低く見え星座で、北におとめ座うみへび座からす座などが一緒に見えますまた、西にはポンプ座ほ座りゅうこつ座、東にはおおかみ座コンパス座など、本州からはやや見えにくい星座揃います。南の土地へ行くと、ケンタウルス座のすぐ南に南十字星明るく輝いてます。

4.主要都市での観測について
日本本州では上半分が地平線上に見えるだけです。全体像を見るには南の土地へ行く必要があります

参考文献:「星座クラブ沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑藤井旭著(成美堂出版)、「星座夜空四季小学館学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)



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