グレンデル一家のメンバー
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「魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物」の記事における「グレンデル一家のメンバー」の解説
カート・グレンデル 武装集団「グレンデル一家」の首領を務める少年。一家は最近ECウイルスに感染した模様。かなりのお調子者で、ミッドチルダの街の王になるという微妙に小さな野望を抱いている。特務六課に配備予定だったCW-ADX「ラプター」やAEC武装を、ヴァンデインからの依頼を受けて奪取しに現れる。EC因子適合者の能力に対する理解がトーマより深く、未熟さから分断があまり使いこなせていないトーマを初心者と呼んだ。制限はあるようだが、分断効果を駆使して対象を破砕する技「ディバイド・ブレイク」を得意とし、魔力攻撃だけでなく実体のある兵器でも無効化できる。トーマとAEC武装を用いるラプター4機をまとめて相手にしながら難なく一蹴できる実力を持つが、油断からCW-AEC09X-2「オクスタン」を用いたティアナの銃撃を喰らい気絶。そのまま特務六課に捕縛される。その後海上拘置所で自壊ユニットのことについて説明し取引を持ちかけるが結局はトーマとはやての提案に応じ依頼主のことを話そうとした瞬間自壊ユニットが作動する。しかしあらかじめ自壊ユニットを首筋に移動させていた為(本人によるとちょっとした手品であり作動した位置が移動させられるギリギリだったらしい)生き延び自分たちの雇い主と自分たちを感染者に仕立てたのがハーディス・ヴァンデインであると明かした。ドライバーとしての能力以外にも自分が所有物として認識している物や人間を手元に引き寄せるアポート能力を有しており、これで仲間や武器を取り戻して全員で脱走を図ったが、その場に待ち構えていたなのはによって取り押さえられて失敗、再び他の仲間もろとも拘束された。 マリーヤ・ラネスカヤ グレンデル一家の狙撃手担当の少女。口が悪い。クインと仲があまり良くなく、首領のカートをアホと呼ぶ。指先で摘んだ物質を誘導弾として礫のように撃ち出せるという能力を持つ。摘める物ならなんでも撃ち出せるようだが、効率がいいことから銃弾を好んで用いる。戦いの場に現れたサイファーを危険視し、無謀にも単独で戦おうとするクインを援護するため駆け付けようとするが、そこをアイシスに捕捉されて戦闘状態になる。アイシスのことを舐めきっていたが、倒したと思った攻撃は通用しておらず、反撃の一撃で脚を潰されて捕縛される。 ロロ・アンディーブ グレンデル一家の運び屋担当の少女。元々陽気な性格だが、運転中はさらにハイテンションになる。電気を扱う能力を持つため電化製品や電気使用兵器全般に強く、能力を使えばスタンガンでも都市用発電機並の出力が出せる。カートと共に奪ったラプターやAEC装備を運搬していたが、追跡してきたティアナの攻撃でタイヤを潰されて逃走できなくなり、特務六課に投降した。 クイン・ガーランド グレンデル一家の特攻担当の少女。黒のセーラー服を着ており、レプリカディバイダーVG4を所有する剣士。当初は感情の起伏がない状態を装っていたが、実際はかなりの激情的な性格である。リアクト形態「グラディオン」では戦闘防護服を装着した姿となる。剣先からエネルギー粒子を発生させて刀身を伸ばし、離れた場所からでも相手を切り裂ける粒子攻撃と呼ばれる技を使う。まだトーマ達と同じくらいの年齢だが、既にエクリプスドライバーとして高い戦闘能力を持っており、適合者との戦闘経験値が乏しいトーマは苦戦を強いられた。しかし、それを見かねて介入してきたサイファーの実力の前には全く太刀打ちできず、一方的にやられた上で情報を吐くよう迫られる。だが、従わなかったためにサイファーに始末されそうになり、そこを敵のはずのトーマに庇われ命拾いした。その後、そのままトーマに捕縛される。
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