グリハラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 07:08 UTC 版)
ギルス・ヴェダイ 「闇の魔人衆(イベルグエン)」を父(ジによると、『ヴェダイ』の名を持つイベルグエン)に持ち「ルドランの眼」を持つ男。性格は抜け目無いが人間臭い台詞が多い。ファンに敗れ、子分となり八番艦に乗船。八番艦の中ではトゥバン、ファンに次ぐ実力の持ち主。メルダーザがファンを慕っていることを知りながら、彼女に惹かれていた。海都に逗留中はトゥバンの稽古相手になっていた。 ガルハサン編後、下人(げじん)から魔人になるため、メルダーザと共に影船を去り、ロナルディアへ向かう。後にマリシーユによって「根の呪」を解かれ、魔人となる。 後にメルダーザと結婚した。 メルダーザ アナハラムの娘。ヴェダイとは幼い頃共に過ごした。八番艦にはグリハラで乗船。その後、アナハラムがロナルディアと組んでいることを確かめるため、影船を去り、ヴェダイと共にロナルディアに向かう。その後パンニャーの卵が孵化したものと判明し、覚醒。クラッサ・ライに「呪」をかけられ、森守を操る傀儡と化す。当初よりファンに惹かれていたが、森守の傀儡から目覚める際に、ヴェダイの大切さに気づき、後に結婚する。マイアやマリシーユと同じ処置を施されているらしく、120年程度の寿命を持っている。 パンニャーの卵とは、古の知識を後世に残すための人工冬眠装置のようなものだったらしく、その中にいたメルダーザの脳内には、カガグや言語などの知識が埋め込まれていた。森守の傀儡から目覚めた後には、その知識がまだ自分たちには早いと悟り、さらに後世に残すために書物として著した。 導師(カスト、ルグス) イベルグエンの下人だった双子。町民をキオカの葉(焚くと幻覚作用のある煙が出る)を使って判断力を奪い支配していた。ダンドーの耳と双子による瞬間移動のトリックを暴かれ、倒される。 アナハラム 名目上メルダーザの父。闇の魔人衆イベルグエンを従え、イルアンジャについて知っていたという魔道師。メルダーザを含むファン一行がグリハラを訪れた際には、既に双子の下人を残してグリハラを去っていた。現在はロナルディアに与していると言われている。初期から名前のみが登場する。 その正体はロナルディアの先帝の弟「ムジク・タイ・ダ・ロナル」であった。暗愚な王だった兄を諌め続け、専横を図る家臣に暗殺されかけるが脱出、以後「アナハラム」を名乗り魔道の力を求め続けた。 カガクを神・正義の力と妄信し、レアニ女帝の非道を指摘しながら、己が死ぬ際にはラオン・ヴラを焼き討ちするようメルダーザに呪をかけるなど、決して善良な人物ではない。戦後は幽閉され、統武十二年、自らの正当性を訴え続け最後には「神はいないのか」と言い残して没した。 ガルディアン イルアンジャの従者。漆黒の衣に身を包んだロボットで、イルアンジャの命令を忠実に遂行する。 イルアンジャ 1000年の昔から伝説として語られる大魔道師。正確には魔道の里の地名であり、その里から出てきた者たちの総称となる。エル・グリハラに一人でいたが、精神が病んでおり、最後は土武者に殺される。
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グリハラ
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大陸のはるか東方にある魔道の島。アナハラムが以前住んでいた。東の砂漠の先に禁断の地エル・グリハラがある。
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