ガルハサン編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 07:08 UTC 版)
20巻 - 27巻 王海走の結果「大海帥」の称号を受けたファンは、ロナルディアに唯一対抗できると考えられるロン率いるウォルハンの元へと向かう。西方へと勢力を伸ばすウォルハンはロナルディアの同盟国ガルハサンの王都ルグーンに向かうため、ルラン関を避け冬のアルラン山脈を越える奇策に出る。その道は余りに過酷なため、ファン達は彼らの荷を運ぶため難攻不落のドラガン海峡を抜けようと試みる。その際、北インガルナシオ艦隊海将ジト・サントニウスに船を借り、無事ドラガン海峡を抜けたら願いをひとつ聞いてくれるよう取引し、それを成し遂げる。 他の誰も予測しなかったウォルハンの奇襲だったが、アル・レオニスはこれを読み罠を仕掛けていた。一時退却したウォルハンだったがアル・レオニスの策はまだ続く。丘の上でファンとアル・レオニスとの知恵比べが繰り広げられる。 ウォルハンはルグーンを落とし、アル・レオニスはカザルの下に付いた。ファンたちはアル・レオニスの身柄を狙ったイベルグエンたちの襲撃を二度にわたって防ぐが、その際にヴェダイがイベルグエンの「呪」によって一時操られてしまう。父アナハラムがロナルディアに与していると知ったメルダーザと、居場所の無くなったヴェダイはファンたち一行と別れを告げる。
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