グランザ王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/08 15:09 UTC 版)
ヒュレイカ・ヘインツハァルト もう一人の主人公。本名:ヒュレイカ・ドゥナ・グレゴルニア。グランザ側の騎士であり、ファーナと同様、強さと優しさを兼ね備えた美しき姫。サリュートを失ったことにより、ステアン打倒へ向けて、コルデアの姫と立ち上がる。なお本人にはSAGA第8話『契り』まで伏せられているが、グランザ国王位継承権第二位の王族である。父グレゴルニア公とその実妹であるサリア(後のグランザ国王妃)との間に出来た子であり、祖父により人知れず葬られる所を、義父ヘインツハァルト候が爵位と証の宝剣を差し出すことで引き取り育てた。サリュート王子とは胤違いの姉弟ということになる。 サリュート グランザの王位継承者である王子。国と動植物を愛し、幼いながらも勤勉で賢王の器を持つ。強大な力で次々と戦争を仕掛けるステアンのやり方に心を痛めているが、これを止める術を持たず、自身もステアンの駒になってしまうことを恐れている。ヒュレイカを全面的に信頼し心を寄せていた。ヒュレイカよりかなり年下だがプロポーズし、ヒュレイカもそれを受ける。王位に付き婚儀も進む予定だったが、国を混乱から救われると都合が悪いステアン側にとっては邪魔な存在となるため、マドゥイケにより暗殺される。 ヴェイク ヒュレイカの腹心。シェタッフガルトと同等の剣技の持ち主。 グレゴルニア公 ヒュレイカの実父。ステアンが最初に交友を結んだ相手で、ステアンの政治と科学に対する能力を高く買い、相談役として議会へと招き入れた。その後ステアンの野望に気づき、あらゆる手段で彼の妨害を試みる。 ジェイフス グレゴルニア公に仕える庭師。公の命により、サリュート王子にステアンの企みや国の内外の情報を教えていた。それを苦々しく思っていたステアンにより、街中でステアンの手の者により殺される。ジェイフスの死から四ヶ月後にグランザによるコルデア侵攻が始まった。 バゼル・ザビエフ グランザの将軍。ステアンの手の者からヒュレイカを守り重傷を負い、自分の第3軍をヒュレイカに託し、死亡する。享年42。 トリュスタリカ・ザビエフ ザビエフ将軍の娘。愛称はトルシア。過去に友軍の兵に逆恨みで殺され掛けた時に敵であるシエラに救われ憧れを抱いている。 ラスキン・ウォナ・ウェルーシ 元コルデア親衛隊隊長で、シェタッフガルトに並ぶ実力者。コルデアをグランザに売った男。本名はトーサ。東の民トベ族の子供で、ユネメアの父親の命を救ったことから養子として家に迎えられ、ラスキンの名を与えられた。ユネメア王妃とは義理の兄妹の関係で、王妃を愛称のユニアと呼ぶ数少ない人間。ユネメアと婚約していたが、戦争により行方不明となっている間に彼女は王子時代のヨグフ王に見初められ、王妃となってしまう。その後も王妃を見守るために親衛隊に志願し、隊長へと登り詰める。日々、自分の剣の領域に迫ってくるシェタッフガルトに脅威を感じ、また、ユネメアの愛娘であるオルフィーナ姫が彼に思いを寄せていることに対して複雑な思いがあり、彼を亡き者にしようとする。その事でオルフィーナから相談を受けた大臣に、国王暗殺の濡れ衣を掛けられ投獄されそうになるが、王妃の根回しで国外に逃亡した。その後、グランザ国の兵となり、コルデアを侵略することとなるが、彼の真の目的はユネメア王妃を手に入れることであった。だが、王妃は死亡し、その願いは永遠に叶わないこととなる。最後はユネメアの従妹であるイデニア公妃メイルラを守るため、ステアンの特殊部隊(サイボーグで構成)を相手に一人で戦い戦死した。享年44。 ステアン・クライブ グランザの宰相。ファーナの宿敵。火竜を操り、次々と国を陥落させている。 マドゥイケ・レンタル ステアンの腹心。
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