クリオネ展示期とは? わかりやすく解説

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クリオネ展示期

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 08:49 UTC 版)

オホーツク水族館」の記事における「クリオネ展示期」の解説

クリオネ1990年代網走市内で見つけられた。2月中旬網走主婦北浜海岸歩いていたところ、コンブ付着した赤い生物をみつけ、水族館連絡が行ったことに始まる。当時は、クリオネ深海にいると思われていて、渚でも採取できるということ話題となったりしている。 水族館1993年には、貝殻持たない巻き貝一種クリオネ(和名ハダカカメガイ)の飼育に世界で初め成功し1993年4月28日から、「流氷の天使」のキャッチコピー付けて日本初展示を行う。館長本間保が“流氷の天使”を命名した水族館クリオネについて「暖かくなり、流氷が北に去るとともに姿を消す謎の多い不思議な生物」だと紹介している。 水族館クリオネ通年展示実現したため、一躍有名となり、入館者数増加しまた、各方面から注目を集める人気あやかって1995年7月26日水族館網走刑務所共同同所製の「クリオネグッズ」を売り出している。また、1996年平成8年2月6日には、記念切手の「ふるさと切手」にも登場し全国一斉発売され、さらに、同年4月10日には、JR網走駅において「クリオネ」と「芝ざくら」のオレンジカード発売され、さらに同年6月17日には、「クリオネ」のテレホンカードが、水族館内で販売開始されている。また、1997年10月19日には、網走市市制施行50年記念として、ふるさと絵本「またきてねクリオネさん」が3,000印刷され就学前児童無料配布されたりしている。さらに、1999年1月15日には、クリオネ使い森英恵デザインしたネクタイ300本とバンダナ大判ハンカチ)2,000水族館など網走限定発売されるマスコミ報じられると、開館前ら行列ができ、またたく間売切れたこともある。1998年2月網走訪れ水族館クリオネ鑑賞している。また、2001年年賀はがきクリオネ使用されたりもしている。館長本間保はクリオネ商品について、「網走知的財産として利用期待される」としている。 また、1993年8月9日には、玩具メーカーヨネザワオホーツク水族館とが、「クリオネ」の商標意匠登録使用契約締結した。翌1994年4月28日1994年シーズン展示目玉が“流氷キューピット「リマキナ」”だと伝えられ同年11月1日には、オホーツク水族館からクリオネ交接写真がはじめて公表されている。また、クリオネ捕食について、本間は「クリオネ妖精というより怪物です。見ていると頭の部分開いて、6本のかぎ型の触手がのびて、エビ幼生つかまえて食べるんです」という話をしている。 水族館商標にも力を入れる。特許庁出願中の「流氷の天使クリオネ」の一部1996年9月25日商標登録され、1998年4月28日に「フウセンクラゲ」を商標登録し、そして、1999年3月31日には、「クリオネ」の商標登録認可されている。さらに、1999年8月7日には「クリオネ」につづいてウリクラゲ」、「フウセンクラゲ」、「フウセンウオ」、「リマキナ」を商標登録していたもの認められる商標権のある登録名は、「流氷の天使クリオネ」及び「クリオネ」(英名も)などのほか「マリンキューピット」「リマキナ」(同)、「虹色宝石」「フウセンクラゲ」(同)、「海のネオンサイン」「ウリクラゲ」(同)、「フウセンウオ」(和名のみ)などである。これで水族館保持する審査中を合わせた商標権を持つ登録名は、約20となったまた、フウセンウオには「北のUFO」もある。

※この「クリオネ展示期」の解説は、「オホーツク水族館」の解説の一部です。
「クリオネ展示期」を含む「オホーツク水族館」の記事については、「オホーツク水族館」の概要を参照ください。

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