ガダルカナル攻撃とは? わかりやすく解説

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ガダルカナル攻撃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:43 UTC 版)

羽藤一志」の記事における「ガダルカナル攻撃」の解説

1942年8月7日米軍ガダルカナル島上陸の報を受け、上陸支援の機動部隊攻撃に向かうこととなった四空一式陸上攻撃機27機の援護米海軍撃滅任務として、台南空からは戦闘機18機が参加。羽は、笹井醇一中尉指揮する第三中隊第二小隊長坂井一飛曹の三番機として出撃した。一式陸攻ガダルカナル島沿岸上陸中の米艦隊輸送船爆弾投下した直後一式陸攻と、これを護衛中零戦隊に対し空母サラトガ発艦米海軍VF-5航空隊所属F4Fワイルドキャット3機が上空から急降下して攻撃ジェームズ・“パグ”・サザーランド大尉F4F一式陸上攻撃機撃墜したが、反撃受けて機体からは黒煙噴き出した。これに対し第二中隊第一小隊三番機である山崎市郎平三飛曹機が攻撃第三中隊第二小隊二番機である柿本円次二飛曹、三番機の羽続いて参戦したが、防御力の高いF4Fはなかなか撃墜できず、さらに第三中隊第二小隊長の坂井三郎参戦したサザーランドは四機との格闘戦になるが最後まで粘り最終的に坂井サザーランド敬意表し撃墜前に合図送り操縦席外して撃ったためサザーランド負傷していたもの脱出成功生還してパイロットとして復帰した後にさらに4機撃墜しエース・パイロットとなった。これは坂井、羽山崎共同撃墜として記録された。これ以降日本軍ラバウルガダルカナル間の往復2千キロ以上、零戦の狭い操縦席往復7-8時間過酷な飛行を伴う戦闘余儀なくされ、一方で米海兵隊戦闘機隊が8月20日ガダルカナル飛行場進出、同島上空制空権確保したため戦況大きく変化した1942年8月21日、羽一式陸攻36護衛河合大尉指揮台南空零戦13機の1機、第二中隊長の笹井中尉三番機として出撃笹井中隊6機(笹井中尉米川二飛曹、羽藤三飛曹/高塚曹長松木二飛曹、吉村飛兵)は、ガダルカナル飛行場北西サボ島南岸、高度4千メートル上空で、前日ガダルカナル飛行場進出したばかりで、上空哨戒中の米海兵隊VMF-223航空隊グラマンF4F戦闘機4機と交戦ジョン・スミス海兵隊少佐(後の19撃墜エース)以下4機を、笹井中隊6機が、高度差150メートル優位から一撃。羽射撃命中しグラマンF4F全4機が被弾。しかし、4機とも直ちガダルカナル飛行場方向離脱したため、ラバウルまでの帰り燃料憂慮から、追撃はできず、スミス少佐含めた4機は、大破した2機も含めて飛行場滑り込み人的損害はなかった。羽含めて笹井中隊無傷ラバウル帰還する8月23日25日ガダルカナル出撃し、同島上空達するも共に会敵せず。 1942年8月26日一式陸攻17機の護衛として台南空零戦9機が参加太田指揮官笹井中尉三番機として出撃。しかし、コースト・ウォッチャーズからの事前通報を受け、迎撃米海兵隊グラマンF4F戦闘機12機は、9千メートル十分な高度をとって待ち伏せていた。F4Fは、高高度からの急降下奇襲一撃にて零戦2機を撃墜し海面への激突確認した。この一撃回避した笹井小隊はこのときに離散してしまい、列機は笹井中尉見失う二番機の大木一飛曹は3発被弾三番機の羽藤三飛曹は無傷ラバウル帰還するが、笹井中尉は未帰還となった。この日、笹井中尉米海兵隊エースマリオン・カール大尉追尾し、ガダルカナル基地上空単機突入しカール大尉一騎討ちの末、撃墜されている。1942年9月2日5日、ガダルカナル攻撃に参加9月7日ポートモレスビー攻撃にも出撃10日、ガダルカナル攻撃に参加

※この「ガダルカナル攻撃」の解説は、「羽藤一志」の解説の一部です。
「ガダルカナル攻撃」を含む「羽藤一志」の記事については、「羽藤一志」の概要を参照ください。

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