オールズモビルの人物
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「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122」の記事における「オールズモビルの人物」の解説
火星へ逃れた旧ジオン公国軍の残党が結成した組織。漫画『機動戦士ガンダムF90』では「オールズモビル」は連邦軍側の俗称であり、本来は「火星独立ジオン軍」であるとされるが、本作のゲーム中では残党メンバー自身も「オールズモビル」を自称している。漫画『F90』で描かれたF90奪還作戦にともなう一連の軍事行動で壊滅するが、生き残った残党がクロスボーン・バンガードの援助を受けて地球圏で活動をおこなう。オールズモビルの大規模な軍事行動の目的は月面のマスドライバー基地を利用した地球への直接攻撃であるが、その実態はクロスボーンのフロンティアサイド侵攻の陽動として利用されているだけである。連邦軍との交戦でじょじょに規模を減らしてゆき、月面付近の戦闘で主要メンバーを失い壊滅する。 シャルル・ロウチェスター オールズモビルの士官で階級は少佐、25歳。宇宙世紀0090年代後期の生まれでありながら、ジオン軍人の誇りを受け継いでおり、オールズモビルの中核となるシャルル艦隊の指揮官。また、パイロットとしての技量も高く、カスタムタイプのゲルググを操り幾度となくベルフと激戦を繰り広げる。 シャルル艦隊壊滅後は残存兵力を集結し、シャルル空撃隊としてクロスボーン・バンガードの指揮下に入り、クロスボーンに利用されている事に気づきながらも最後まで戦い抜く。 漫画『機動戦士ガンダムF90 ファステストフォーミュラ』では、本作での戦いのほかに0112年における姿も描かれた。作中では「シャルル軍曹」と呼ばれるのみだが、『ガンダムエース』掲載記事で同一人物であることが明確にされた。当時はオールズモビルではないジオン軍残党内で「新入り」と呼ばれ、リゲルグに搭乗してサイド6の廃棄コロニー群で僚機とともに資材をあさるが、突如現れたランデッガー重工のMSティグリス2機の襲撃に遭い、恐れおののくも僚機の爆発で吹き飛ばされたため1機のみ逃走に成功する。 ケザン オールズモビルのMS隊指揮官で、階級は中尉。エイブラムに攻撃を仕掛けるが、乗機を撃墜される。第1話に登場。 ケルン逃亡部隊隊長 ケルンコロニーに逃げ込んだMS隊の隊長で名前は不明、階級は大尉。コロニーに穴を開ける暴挙に出るが、鎮圧されて捕虜となる。第3話に登場。 『ファステストフォーミュラ』にも登場するが名前は不明。左腕をギラ・ドーガのものに交換し、リック・ドムのビーム・バズーカとMMP-80マシンガンを携行するRFドムに搭乗するが、F90Dタイプとの交戦で行動不能にされる。捕虜となったあと、尋問ではシャルル直属ではない「はぐれ者部隊」を自称しており、「ファステストフォーミュラ」の名を口にしたため情報局のヘルプ・ヘイデンに身柄を預けられる。 ガドス・マグア 地上部隊指揮官で階級は大佐、43歳。スキンヘッドで右目に傷がある。第5話に登場。 名前・階級・年齢は『ファステストフォーミュラ』で明らかにされた。ダブデ級陸戦艇「ベムブル」に座乗するが、F90Hタイプに至近距離からブリッジに直撃を受け戦死。最期まで拳銃で抵抗を続けている。
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