エグドラシル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/03 09:44 UTC 版)
全てハイブリッドで構成される軍団および機関。真のハイブリッドになるために非験体を探すため、人狩りを続けていた。 エヴァン・リンデ・ゴストマロフ パンドラキューブウイルスの研究・開発の第一人者でありバルドル一族の祖先。約1000年前の人物で、地球を追放されてからもエグドラシルを新たに作り出しウイルスの研究を続けた。その後も脳だけの姿になりながらもエグドラシルの実質的長として存在していたが、約15年前に死んだとされる。実はエグドラシルの存在や研究に疑問を抱くようになり、エグドラシルを崩壊させようとしていたが、エレムリスの反逆にあい殺された。その後シルヴァンに自らの意志を移植した。 エレムリス バルドル一族の長男。36歳。母はベローニャ。パンドラキューブとの反応値は3900。現在のエグドラシルのボス格。力に貪欲で、非験体の血を注入し続けており、その副作用で化物のような姿形をしている。しかし、不純物の多い今の体では究極の存在になれないことに気付き、懐古派の子孫であるセルマの死体を乗っ取り、完全体となる。以前は地球人への報復に熱心だったが、完全体となった後は自分の星も破壊しようとする。ホークにより倒される。 グロキシニア バルドル一族の次男。34歳。母はベローニャ。反応値1011。エレムリスほどではないものの、一族の親分格。地上への報復に熱心で、完全体となったエレムリスが裏切った事に怒り、彼を止めようとするが返り討ちにあう。 バイモ/スミス バルドル一族の三男。33歳。母はツルバキア。反応値3300。ダリアやシラーの実の兄。エグドラシルの掲げる地球への報復や、虐殺に疑問を感じ、15年前に一族を裏切る。その後はスミスと名を代え、目立たぬ所で対ハイブリッド用の武器を開発していた。ホークらと出合った後は共にエグドラシルに乗り込み、エレムリスを倒すが、完全体として復活したエレムリスに倒される。 アバ バイモのパートナー。以前はエグドラシルの下級兵士だったが、バイモと同様にエグドラシルに疑問を感じて裏切る。バイモと同様にエグドラシルに攻め込むが、エレムリスの攻撃で死亡。 シラー バルドル一族の五女。19歳。母はツルバキア。反応値428。ダリアやバイモの実妹だが、彼らとは違い他の一族同様、人間を殺すことに違和感を覚えていなかった。しかしダリアとホークの絆を見て、バイモの言いつけを守らずに人間を殺し続けた自分を恥じ、エグドラシル崩壊後に兵隊らに人狩りを止めるよう命じた後に自害する。幼少の頃はダリアと仲が良かった。 ザイツェフ シラーのパートナーである意思を持ったロボット。シルヴァンとどこか似た容貌を持つ。シラーの命によりデブリナの住人を虐殺した。デイサンにより破壊される。 レイン ダリアの記憶の中に登場する、人狩りによりエグドラシルに捕らわれていた男性。脱出を試みた際に幼少の頃のダリアに匿われる。ダリアと仲良くなるが、その後シラーに見つかり殺されてしまい、彼を助けられなかったことがダリアにとってのトラウマとなった。 カイドウ バルドル一族の次女。30歳。母はキルタンサス。反応値362。その巨体によるプレス攻撃が自慢で、本人曰く一度に10人は殺せるらしい。ホークらがエグドラシルに攻め込んだ際にアバにより倒される。 モナルダ バルドル一族の三女。27歳。母はキルタンサス。反応値397。かなりの美人だが、ホークらがエグドラシルに攻め込んだ際にバイモにより倒される。 ネペンシス バルドル一族の五男。26歳。母はキルタンサス。反応値610。気性が荒く、残虐。同じ一族でありながら極端に弱いダリアのことを嫌っており、何かと嫌がらせをしていた。ホークらがエグドラシルに攻め込んだ際にバイモにより倒される。死ぬ寸前にスミスの正体がバイモであることに気付いていた。 グロリオサ バルドル一族の長女。33歳。母はベローニャ。反応値913。 アゲラータム バルドル一族の四男。32歳。母はキルタンサス。反応値775。 パフィオペディルム バルドル一族の六男。19歳。母はキルタンサス。反応値303。 ブルースター バルドル一族の七男。15歳。母はキルタンサス。反応値351。
※この「エグドラシル」の解説は、「僕と君の間に」の解説の一部です。
「エグドラシル」を含む「僕と君の間に」の記事については、「僕と君の間に」の概要を参照ください。
- エグドラシルのページへのリンク