イタヤカエデとは? わかりやすく解説

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イタヤカエデ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 04:56 UTC 版)

イタヤカエデ(板屋楓[9]学名: Acer pictum〈広義〉、Acer pictum subsp. dissectum〈狭義〉)は、ムクロジ科カエデ属の各地の山地に生える落葉高木である。イタヤカエデは変種が多く、葉の切れ込みや深さ、毛のあるなしで多くの亜種や変種に分けることもある[9]。一般に葉が5 - 7裂して鋸歯がないカエデで、黄色から橙色に黄葉するものがイタヤカエデとよばれる[9]。北海道産のものはエゾイタヤ(蝦夷板屋)とも。他に別名としてトキワカエデ(常磐楓)。山地に多く生えるが、平地でもふつうに見られる[9]。公園樹や街路樹として利用される。


  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acer pictum Thunb. subsp. dissectum (Wesm.) H.Ohashi イタヤカエデ(狭義)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月9日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acer pictum Thunb. イタヤカエデ(広義)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月9日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acer mono Maxim. f. heterophyllum Nakai エンコウカエデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月9日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acer cappadocicum Gled. var. dissectum (Wesm.) A.E.Murray エンコウカエデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月9日閲覧。
  5. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acer mono Maxim. subsp. marmoratum (G.Nicholson) Kitam., excl. typo. イタヤカエデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月9日閲覧。
  6. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acer mono Maxim. var. marmoratum (G.Nicholson) H.Hara f. dissectum (Wesm.) Rehder エンコウカエデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月9日閲覧。
  7. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acer mono Maxim. var. marmoratum (G.Nicholson) H.Hara f. marmoratum (G.Nicholson) Rehder フイリイタヤカエデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月9日閲覧。
  8. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acer mono Maxim. var. dissectum (Wesm.) Honda エンコウカエデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年12月9日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i 亀田龍吉 2014, p. 70.
  10. ^ a b 辻井達一 1995, p. 237.
  11. ^ a b c d e f g h i 林将之 2008, p. 54.
  12. ^ 辻井達一 1995, p. 236.
  13. ^ a b c d e f g h i 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 111
  14. ^ a b c d e 辻井達一 1995, p. 238.
  15. ^ 辻井達一・梅沢俊・佐藤孝夫『北海道の樹』(新版)北海道大学出版会、1992年5月。ISBN 4-8329-1032-9 [要ページ番号]
  16. ^ 小野寺賢介. “日本生態学会全国大会 ESJ55 講演要旨「樹種と胸高直径構成からの樹洞密度推定」”. 2014年3月1日閲覧。
  17. ^ 亀田龍吉 2014, p. 71.
  18. ^ イタヤカエデ”. アイヌと自然デジタル図鑑. アイヌ民族博物館. 2020年12月26日閲覧。
  19. ^ 橋本仁高田明和 編『砂糖の科学』朝倉書店、2006年11月20日、21頁。ISBN 978-4254430738 
  20. ^ 樹液せっけん出来ました 占冠 メープルシロップ原料使用”. 北海道新聞 どうしん電子版. 2020年12月26日閲覧。
  21. ^ 霧降高原の恵み 日光メープル販売:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年12月26日閲覧。
  22. ^ 宇目産メープルシロップ誕生 自生するカエデ利用、商品化目指す - 大分のニュースなら 大分合同新聞プレミアムオンライン Gate”. www.oita-press.co.jp. 2020年12月26日閲覧。
  23. ^ ブルータス, カーサ (2015年11月24日). “裂く、編む、作る。小京都・角館のイタヤ細工。|行くぜ、東北。”. カーサ ブルータス Casa BRUTUS. 2020年12月26日閲覧。
  24. ^ イタヤ細工(秋田県指定伝統的工芸品) 観光情報”. 仙北市. 2020年12月26日閲覧。


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