アジア系移民
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「クインシー (マサチューセッツ州)」の記事における「アジア系移民」の解説
2010年現在、アジア系の割合が州最大である。 2003年現在、クインジー在住アジア系移民のうち66%が中国系で、クインジーは州で最大の中国人コミュニティの1つとなっている。また東インドからの移民も多く、IT業界などスキルを必要とする業界に多数就業している。ベトナムからの移民も増えており、クインジーのアジア系移民では中国の次に多い。 1980年、クインジーには約750名のアジア系移民が存在した。以降1980年代に香港や台湾からのアジア系移民が急増した。1990年、クインジーのアジア系人口は5,577となり、うち143名が東インド出身であった。2000年、アジア系人口は13,546まで増加し、うち約9,000名が中国人、1,127 名が東インド人であった。東インド人の増加率は688%で、クインジー在住アジア系のうちの伸び率が最大であった。2003年頃、アジア系人口のうちのほとんどが香港や台湾でなく中国本土の福建省出身となった。この頃、クインジーのアジア系人口はボストンのチャイナタウンよりも高かった。2010年にはアジア系人口が22,174名となり、この10年間で64%増加した。この間、クインジーの中国系人口は60%増加した。 以前はクインジーからボストンのチャイナタウンまで買い物に行っていたが、2003年までクインジー市内にアジア系スーパーが複数創立された。2003年までニューヨークに本店のあるスーパーマーケットの金門超市が創立された。 2000年現在、クインジーのアジア系移民の50%が自身の家屋を所有している。中国系の65%、東インド系の10%が家を所有している。2003年現在、クインジーのアジア系アメリカ人約2,500名が選挙権を持ち、市内のアジア系25%が選挙権を持っている。 1980年代、白人とアジア系移民の間で暴力を含む人種間摩擦が起こり、市は警察官にアジア系を採用せず、アジア系移民は警察官に不信感を持った。2003年までクインジー市警はアジア系警察官を採用するようになり、人種間摩擦は激減した。 2003年まで、Quincy Asian Resources Inc.はアジア系住民のための定期刊行物を出版する計画を立てた。2011年、Boston Chinatown Neighborhood Center, Inc. (BCNC;波士頓華埠社區中心)の重役Elaine Ngはクインジーでも業務を行なうと発表した。2004年初頭から2005年終盤までクインジー在住のBCNC利用者数は約300%増加した。
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アジア系移民
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古くから労働力としてのアジア系移民を受け入れてきており、ダウンタウン近辺に第二次世界大戦前からあった日本人街であるリトルトーキョーやチャイナタウンのほか、戦後の韓国系移民の急増を受けて広がってきたコリアタウンなどいくつかのアジア系タウンがある。また、郊外のオレンジ郡近辺にはベトナム系移民街であるリトルサイゴン(英語版)もある。一方、様々な人々が共存する社会ゆえに人種、民族間の対立も存在し、ロサンゼルス暴動などの事件も起きている。
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